《特別企画実施中!!》絵麻の姉は僕っ子で梓の彼女２《BROTHERS CONFLICT》

第五十一衝突 ページ14

悲鳴が上がると、兄妹たちが来た
これで僕はみんなから離れることになる

右「何事ですか！？」

弥「きよりん、怪我してる……」

おお、弥が気づいた
さてと……始めますか
僕はみんなに見えないように合図をする

清「じっ実は……Aにカッターでてっ手を切られたんです……」

貴「あんたがうざかったからな、せいせいしたよ」

絵「お姉……ちゃん？」

絵麻……ごめんな
もう絵麻のそばにはいられない

貴「絵麻、これが真実だ、僕はこういう奴なんだよ」

絵「お姉ちゃん！お姉ちゃんはそんな人じゃあ……！嘘って言ってよ！お姉ちゃん！」

侑「一旦落ち着け！ちょっとこいつを落ち着かせてくる」

侑介が絵麻を連れて行こうとする

絵「侑介くん！離して！」

右「雅臣兄さんは手当てをお願いします」

雅「うん、清香さん、こっちに」

清「はい……」

さてと……清香もいなくなったし、こっちはどうなるかな？

貴「僕をどうする？このまま出て行かせる？」

僕は余裕のある笑みを浮かべて言った
本当は泣きそうで余裕なんてないんだけどね

右「それを決めるのは家族会議で決めます、あなたは部屋にいてください」

貴「わかった」

もう結末はわかってるけどね
僕はここから出て行くことになる

椿「……」

うん？さっきから椿が見てくるな……
僕をにらんでいるのか？いや、そういう顔じゃないな……
なんかすごく悲しい顔だ……なんでそんな顔をするんだ？
僕にはわからなかった

椿side

Aのやつ……嘘ついてやがる
どうして嘘をつくんだよ……俺たちと離れたいのか？
梓と離れたいのかよ！教えてくれよ……A

なんでそんな嘘をついてまで、離れようとするんだ

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