第66話 ページ24
俊樹side
Aを送り出した後、僕はマンションを見つめた
ここには僕の知らない、Aが過ごしてきた場所
そして、Aの婚約者さんがいる場所
会ってみたいな……そしてAにふさわしいか見たい
Aを傷つけない男か……あの男のようにAを……
大好きなお姉ちゃんだから、傷ついてほしくない
僕が海外に行ってたときに誘拐されたって聞いた
あの男はAにすごい執着心を抱いていた
そんなやつにAを任せた僕がバカだった
今度はこんな男じゃないか、見極めないと
Aのお母さんによると……名前は朝日奈A……有名な人気声優、Aと同じ職業の人か……
?「どうしたんですか?」
考え事をしてると声をかけられた
どこかで聞いたことのある声……そう、Aと一緒に買ったCDに流れてた声
俊「朝日奈梓さん、ですね」
梓「僕の事を知っているんですね」
俊「そりゃ……だって僕はあなたを見極めに来たんですから」
梓「僕を……?」
相手は少し険しい顔になる
僕は言葉を続けた
俊「Aにふさわしい男かを」
梓「っ!」
俊「今日の夜、確かめさせてもらいます」
そう言って、僕はその場を去った
梓side
僕を見極めにか
あの人は一体何者なんだ……Aの知り合いらしいけど……
詢みたいな目ではなかったから、誘拐とかバカなことを考えていることないと思うけど
むしろAを守ろうとする目だった
あの人は一体何を考えているのだろう
僕はそう思いながら、仕事に向かった
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祐(ボド見(プロフ) - あれはムカつくわなぁw あ、また暫くこみゅいけなーい (2017年1月2日 20時) (レス) id: 1239583f0c (このIDを非表示/違反報告)
梓美(プロフ) - うん!それ! (2017年1月2日 20時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
祐(ボド見(プロフ) - OVAだっけ (2017年1月2日 20時) (レス) id: 1239583f0c (このIDを非表示/違反報告)
梓美(プロフ) - 例え好きキャラでも殴る……! (2017年1月2日 20時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
祐(ボド見(プロフ) - あはは (2017年1月2日 20時) (レス) id: 1239583f0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓歩 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fcdc3c39784/
作成日時:2016年9月29日 23時