第四話 ページ6
梓がなかなか離してくれない……
梓ってこんなに寂しがり屋だっだっけ?
貴「梓……そろそろ……」
梓「えっ……あっごめん……」
貴「ううん、じゃあ明日」
部屋に戻ろうとドアに手をかけたとき……
梓の声が聞こえた
梓「あっそういえば……A、明日用事ある?」
貴「ううん、ないよ?何かあるの?」
梓「うん、絵麻のお父さんで母さんの再婚相手の麟太郎さんがテレビの番組に出ることになって、明日、家で撮影をやるんだ」
貴「へぇー」
麟太郎さんって冒険家だっけ?そういえば、テレビで名前見たことあるような……
梓「で、それに母さんも出て、
せっかくだからみんなも出ようとなったんだ」
えっ……ウソ……
貴「……」
梓「A……大丈夫?」
貴「あ、うん、なるほどね……お母さんらしい
でも、大丈夫なの?15人だよ?」
梓「許可は出てるよ、あっ、それとその番組対談形式らしい、確て……対談相手は……毛利小五郎さんらしい」
毛利小五郎……?そんな人いたっけ?
貴「誰?」
梓「日本屈指の名探偵だって」
名探偵……マジ!
貴「本当!?」
梓「探偵系本当に好きだね」
貴「うん、でも……そんな探偵いたっけ?日本屈指の名探偵といえば工藤新一、服部平次じゃないかな?」
梓「へぇーでも、毛利小五郎さんが有名になったのAがいなかったときかも」
貴「そうなんだ!梓、明日楽しみ」
梓「そうだね」
そういうと、梓は笑った
かっこいい……
梓「どうかした?部屋に戻るんじゃないの?」
貴「あっ、そういえば!梓、ありがとう!また明日ね、おやすみ」
梓「うん、おやすみ」
私達は唇を重ねた
明日はいい日だ
と今は思った
まさか、あんな惨劇に遭うなんて知るよしもなかった
45人がお気に入り
「アニメ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
歩江 - ゆかりさん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年3月9日 21時) (レス) id: 6496870fbd (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新頑張って (2016年3月9日 20時) (レス) id: 6b495d3733 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ