求めとけ ページ7
五条「術式の開示がね〜必要になってく………!!」
虎杖「…いまのなに?」
釘崎「なんかピリって…電撃みたいな」
伏黒「ここは結界が貼ってあるから敵の攻撃はないはず」
五条「Aの術式だよ。ちょっと僕、行ってくるから!自習で〜」
目隠し越しだが、先生が焦っていたのは明白で、Aさんのことだから誰も何も言わず先生を送り出した
釘崎「どういう術式?」
伏黒「あの人はあまり術式を使わないらしい。前言ってた」
虎杖「確かに、一緒に任務行った時、呪具ばっかだったしな」
伏黒「俺も詳しくは知らない。だけど厄介って言ってた、なんせ敵味方関係なく、もろともの術式だって」
釘崎「じゃ使うってことはそれなりに修羅場?」
伏黒「だと思う」
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五条「A?!」
Aの任務地に秒速で向かった。帳の中は異様な空気だった
探してもAの姿はなかった
残穢が残っていて確かにAは術式を使っている
ザザッ___________
後ろで物音がして振り返る。気配はしなかったのに。
あ「なんでいんの」
左腕から大量の血を流すA
五条「…………領域展開、無量空処」
領域が広がると、Aが消える
そして領域が塗り替えられるとAが倒れていた
五条「Aっ?!」
あ「うるさい、耳元で叫ばないでください」
生きてたようだ。でもやはり左腕を怪我してる
五条「僕、人には反転術式できない、早く帰ろ」
あ「ん」
帳に入った時気づかなかった。帳全体にAの領域が広がっていたことに。
気づいたのはAの気配に僕が察知出来なかったからで
もしあれがなかったらやばかったと思う
Aの術式は厄介だから
領域内でハニートラップでもされてたら僕死んでたなー
てか、早く治療しないと
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家入「で、その呪霊は?」
あ「逃げられた。未確認の特級呪霊でなおかつ、言語も知識もありましたよ」
五条「僕があったのと一緒かなー?」
あ「いや、イケメンだったんで違うかと」
五条「イケメン!?僕より?!」
あ「ロン毛のイケメン」
五条「ねぇ!僕よりイケメンだったかって聞いてんの!」
あ「さぁ知らない」
五条「酷い!!!」
Aの傷は跡も残らず綺麗さっぱり治ったのでよかった
だが、最近不穏だ
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作者名:りり | 作成日時:2022年9月29日 23時