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すこしだけ ページ41

パッと起きたらそこは見覚えのある場所だった



高専の医務室だ



やっと戻ってこれた?


この生得領域にいた間色々考えた


まあ主に悟くんのこと


彼はあたしをずっと待っていてくれてる



あたしが沢山泣かせてる。中途半端のせいで


だからちゃんと伝えようと思った



その前にやることを全てやってから。



と思い、無人の医務室を出る



ーーーーーーーーーーーーー


あ「久しぶり」



颯太「本当に久しぶりだね、元気してた?」



あ「うん、ギリギリって感じだけど、楽しいよ。これから楽しくなる。の方が正解かも」



颯太「そっか…A」



あ「ん?」



颯太「ありがとう、本当に。今でも正直Aのこと好きだけど、あの人には勝てないなって思っちゃって俺から引いた…幸せになってよ。今はそれを願ってるから」



あ「うん、ありがとう。そういえば会ったんだっけ?悟くんと」



颯太「うん笑 僕の好きな物全部欲しいもの全部あげるからAだけは取らないで欲しいって悲願されてね」


あ「モノマネしなくていいから笑」



そっか。悟くんの思いがますます伝わった、本気で愛してくれてるんだなって


あ「じゃあありがとう。幸せにね」


颯太「Aこそ。ありがとう」



と言って颯太と別れた。あとは彼に伝えるだけだ



ーーーーーーーーーーーーー


五条「Aは?!」



梢子「朝から居ない。あんたが任務中の深夜にどこか行ったと思う」


五条「連れ去り?」


梢子「いや、多分自分から。虎杖の靴が無くなってた。多分あの子がぱくってったと思う」



五条「どこに?財布もケータイもないよね?」



梢子「家でもいるんじゃない?」



五条「そ、そっか!」



と秒速で家に帰ったが、彼女は鍵すら今は持っていない。だからいる訳もなく、帰った痕跡すらなかった



五条「ねえ、Aどこいるの」



やっと全て終わったと思ったのに



また僕から離れてくの?


ーーーーーーーーーーー



あ「あ、財布もケータイもないや」



とにかく家に帰ろうと思い、足を運ばせる



まあ鍵ないから、悟くんがいることにかけるしかない



ガチャ_____



空いたじゃん


と中に入るがお部屋真っ暗

マイノリティも→←封印



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作者名:りり | 作成日時:2021年1月2日 5時

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