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封印 ページ40

五条「開門したらこっちでやるからAはそのままでいいよ」



あ「本当に何もしなくていいの?」



五条「うん、じゃあ行くよ」


あ「うん」



と開門され、あたしはその中に引きずり込まれていく



その空間は無だった


本当に何も無い



いや、壊れかけてる空間と言った方がいいだろうか



あ「また生得領域?」


禅院「そうだ」



あ「そっか、これでおさらばか」



禅院「俺の呪いも弱まった」



あ「叩くなら今って?」



禅院「そうだな…」



禅院さんは呪いなのでそのまま術式を展開させ、呪いとして禅院さんを食った



これでまた中に入ったらやだけど



今までに食った呪いでそうなったことは無かった



禅院「悪かったな」



あ「ううん、強くなれたよ、少しだけ世話になったね。お疲れ様。」


彼は恵くんを見れたから満足なのだろうか



そのまま消え去った



あとは悟くんを待つだけ


ーーーーーーーーーーーーー



五条「開門」



と、Aが封印されたものを開ける



するとすぐにAが出てきた



だけど眠ってる



五条「A?」


声をかけても起きない。


事例がないため、下手なことは出来ない



だからそのまま高専まで連れていき、梢子に治療を頼んだ



梢子「治療つってもやることないんだわ。寝てるだけだし。起きるの待つしかないね」



五条「じゃあ家に置いといていい?」



梢子「無意識の人間を?それにいつ何が起こるかわからないし、あんたが居ない時に何かあったらどうすんの」



五条「確かに。じゃあここに置いてもらおうかな。僕もしばらくは高専に泊まってく」



梢子「好きにして」



それから2週間経ってもAは起きなかった



五条「そろそろ起きてもいいんじゃない?」



と眠ったままの彼女に声をかける



だが、返事は愚か反応すらない



生きてる感じがしない



笑って欲しい。やっと終わったと思ったのに



ーーーーーーーーーーーーー


あ「ずっと生得領域の中か」



多分、この呪い、伏黒パパを消化しないと出れない



黒い塊として、あたしの肩にまだ居座っている



あ「寂しいな」



何もない。本当に無だ


時間はどのくらい経ってるのかも分からなくなってきた



悟くん、会いたいなー



寂しがってると思うなぁ



泣いてないかな


なんて考えることは悟くんのことばかり

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作者名:りり | 作成日時:2021年1月2日 5時

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