一生懸命って案外悪くない4 (ページ27)

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それから月日は流れ、

佐久間｢あーあ...もうすぐ卒業かぁ。｣

そう、年長組の卒業が間近。

深澤｢やだなー。俺ずーっと学生でいたいわ。｣

気だるげに机に突っ伏す2人

というか、私は1つ気になってることがあるんだが...

『なぁ、お前ら。』

岩本｢ん？なに？｣

『そもそも学校卒業できんのか？』

佐久間｢んー...｣

そう、私たちの学校は最後の最後で卒業を掛けたテストがある

それに合格さえすれば卒業できるという変な制度を持った学校なのだ。

伊織｢ホントだよね。阿部ちゃんと照と舘様は大丈夫として、｣

『そうだよな。問題はコイツらだよな。』

渡辺と佐久間と深澤を見る

渡辺｢え？俺ら？｣

そうだよ。お前らだよ。

阿部｢...まぁ、この人たちは危ないよね。わかる。｣

渡辺｢別に卒業しなくても死ななくね？大丈夫っしょ。｣

伊織｢...こんなこと言いたくないけど、卒業しないとか言い出すんなら別れるよ！｣

渡辺｢え！なんで！？｣

伊織｢当たり前でしょ！やるべきこともやらない人とは付き合えません！｣

まぁ、伊織の言うことが正論だな。

宮舘｢じゃあ、それぞれのテストも近いんだし、、、龍の勉強もあるし。｣

岩本｢勉強会でもするか。｣