一生懸命って案外悪くない3 (ページ20)

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渋谷と大倉を精一杯の体当たりでぐらつかせた龍

小さい体で私たちを一生懸命守ろうとしてくれるその姿はヒーローみたいだった

渋谷｢おい、ガキ。お前自分で何しとるかわかっとんのか。｣

首根っこを掴まれ、今にも泣きそうになる龍

龍｢...っお姉ちゃん達を傷つけようとする、やつ、に、、負けたり、、しない！｣

泣きそうになるのを必死でこらえ、渋谷と大倉を睨みつける

ありがたい、、けどこのままじゃ龍が！

丸山｢あはは！すばるくん達子供にやられてー笑｣

大倉｢このガキどうする？すばるくん。｣

渋谷｢とりあえず、動けんようにするか。｣

拳を振り上げられ、怖くて身動きが取れなくなっている

『龍！っあぁ、くそっ！』

向こうに行こうにも、縛られて動けやしない！

振り上げられたものが下ろされた

あ、、、

次の音は、殴られる音ではなく掴まれる音がした

？｢小さい子相手に...やめなよおまえら。｣

渋谷｢なんや、おまえら。｣

渋谷の腕をつかみ上げていた人は

昔の面影を残したまま、大人になっていた。

『ニノ...』

二宮｢...久しぶり、、、｣