784 / 造愛なんて ページ22
side S
潤「しょおくんすごいの、しんぶんね、たっくさんむずかしいの」
雅紀「難しいよね〜、俺なんか一番に四コママンガ読むもん」
潤「あ！おれもよんだ！」
雅紀「ね〜マンガ読んじゃうよね〜( 笑 )」
潤「んふ、ね〜」
コテン、って首傾げて、ね〜ってクスクス笑って。
いろんな話をしながらゆっくり食べるのが好きみたいだから
俺らも、なるべくゆっくり食べる。
スープのお椀を両手で持ち、
すぐには口に運ばず、ふー、ふー、ってしてから
そーっと飲んで。
身体に流れ込む温かいものを感じて
ふっと表情が和らいだそのとき、
お椀が彼の手から、滑り落ちた。
潤「わっ、」
和也「おっと、大丈夫？やけどしてない？ケガは？」
お椀だけはニノがキャッチして、
でも中身はすべて零れてしまって。
「大丈夫？びっくりしたね、」
雅紀「ん、リーダータオル。潤ちゃん熱くなかった？」
智「潤ちゃん、ちょっとタオル入れるね？」
潤を挟みニノと反対側に座る智くんに、タオルを手渡し
零れた部分の服の中に入れ、肌に触れないようにと
2人がそうしてるうちに、俺と相葉くんは彼にやけどやケガがないかを見てると。
潤「ぁ…、ごめ…ごめ、なさ…っ」
恐怖に纏われた表情で、カタカタと震える彼。
和也「いいよいいよ、零れちゃっただけだから、ね？」
何よりも先にやけどとケガの心配をしたことが
恐怖を感じなくていい証拠なのに
何か失敗したり迷惑をかければ怒られて叩かれる、とその恐怖が染みついてるんだろう。
ニノがいつもと変わらない様子で言っても震えは止まらず
どうしよう、と困惑した瞳でニノを見る。
潤「っ、ごめ…なさぃ、…っ」
和也「大丈夫、誰にでもあることだよ？
そんな怖がんなくていいよ、怒ってないから、ね？」
潤「ん…っ、ごめ、なさ…っ」
和也「大丈夫大丈夫、ね、」
一向に震えが止まらず謝り続ける彼を
汚れた服ごと、ニノがそっと抱きしめる。
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櫻宮 - 大宮さん» 中のお手紙を見てニヤける彼らを想像してさらにニヤけてしまう私。笑姫の想いはきっと彼に届いてると思います。 (2021年2月26日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 確かに姫の看病あってこそ。笑私も思わずマスクの下でニヤける。笑 (2021年2月26日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - 潤くんが一生懸命作ってくれたお守り、きっとしょうくんをまもってくれるよ！”お約束”ちゃんと守ってね？しょうくん。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - しょおく〜んっ！治ってよかったよ。姫のおかげだね(^^♪今日はしょうくんのやさしい顔が想像出来ました！私もつられてずっとにやけてます(*'▽') (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 私も大宮さんと同じです。そしてあわあわなのっ！に繋がる。笑何で姫ちゃんはあんなに可愛いんだろ？笑誰か教えてほしい。笑 (2021年2月22日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2021年1月17日 11時
