767 / いつか、なんて ページ3
side N
潤「…………………かず…？」
「……っ、」
潤「………な、で…なくの、？
ごめ、なんか…おれ、やなこと…っ」
「んーん、ちがう、ちがうの…ごめんね、」
彼を抱きしめたまま、
なんとか耐えようとしたものも堪えられなくて
ヒク、と動く俺の肩に気づいた彼が、慌ててしまって。
「…………潤くんがさ、いっぱいがんばってるの知ってるから」
潤「ん……？？」
「潤くんがね、たくさん我慢してきて、たくさんがんばってるの知ってる。
だからね、潤くんがいい子じゃないなんて、そんなの悲しいよ」
少し身体を離して見つめて言えば
キョロキョロと瞳が戸惑うように動く。
潤「……………がまん……したのはね、
…………わるいこと、いっぱいしたから…、しかたないの、」
「っ、ちがう、それはちがうんだよ潤くん…」
当たり前のように口にする彼が
心臓を鷲掴みにされたように痛くて。
痛くて、痛くて。
潤「…………………たくさん、ないたの、…たくさん、うるさくしちゃって、たくさんわがままいって、だから…だからきっとね、……っ」
「んーん、かずの前でだって潤くんたくさん泣いたでしょ？
でもかずはそれを悪いことされたと思わなかったよ。
うるさくなんてなかったし、わがままなんて全然なかった。
潤くん、それは本当は、悪いことじゃないんだよ」
潤「……………じゃ、ど…して、いたいこと、したの…？？
………すきって、いってくれたの…、いいこなら、すきって…っ、
……………………おか、さん……おれの、ためって…っ！」
絶望を瞳に浮かべて
ポロポロ涙を零す。
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櫻宮 - 大宮さん» 中のお手紙を見てニヤける彼らを想像してさらにニヤけてしまう私。笑姫の想いはきっと彼に届いてると思います。 (2021年2月26日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 確かに姫の看病あってこそ。笑私も思わずマスクの下でニヤける。笑 (2021年2月26日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - 潤くんが一生懸命作ってくれたお守り、きっとしょうくんをまもってくれるよ！”お約束”ちゃんと守ってね？しょうくん。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - しょおく〜んっ！治ってよかったよ。姫のおかげだね(^^♪今日はしょうくんのやさしい顔が想像出来ました！私もつられてずっとにやけてます(*'▽') (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 私も大宮さんと同じです。そしてあわあわなのっ！に繋がる。笑何で姫ちゃんはあんなに可愛いんだろ？笑誰か教えてほしい。笑 (2021年2月22日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2021年1月17日 11時
