498 / 余韻 ページ8
side N
次の日、マネージャーに頼み込んで5人のオフをもらった。
傍に居てあげたかったから。
昨夜の潤くんは、楽しかったのは楽しかったんだろうけど
やっぱり体的には疲れてたのか、
ドライヤーしてあげてる最中にコクリコクリと船を漕いでしまうほどで。
だから今朝は、
いつもより1時間遅めの起床。
「潤くーん、起きて〜」
すると、いつもは朝不機嫌な彼が
パチッ、と目を開けた。
眠い時に寝て、1時間遅めの起床がよかったのかな。
潤「……んふ、かず」
「ん〜？どうしたの？」
嬉しそうにスリスリと胸に額を擦り付けて来るから
寝癖だらけのふわふわの髪を撫でて優しくそう問う。
潤「ふふ、たのしかったねぇきのう、」
「ふふ、そうねぇ」
潤「ふあんがねぇ、わーってどっかいったの」
「お、それならよかった」
ぴったり俺にくっついて嬉しそうに話すから、
さすがの俺も体を起こそうなんて言えない。
よしよしと撫でていると
3人がぞろぞろとやって来た。
翔「お、起きてる起きてる」
雅紀「おはよ〜潤ちゃん」
智「スッキリな目覚めだね〜」
潤「ふふ、まだうれしいの」
雅紀「かわいいねぇ( 笑 )」
潤「でもね？」
智「ん？」
潤「ぐるる、なるの」
「ふふ( 笑 )、朝ごはん食べよっか( 笑 )」
空腹には勝てないらしく( 笑 )、
えへへ、なんて照れ笑いを浮かべる彼。
よかった、だいぶ自信つけてあげられたみたい。
今朝Twitter漁ってると、
”姫の可愛さは生で見てたら心臓もたない” とか
”姫やばい、姫の可愛さ舐めてた” とか
楽しかったよりも姫の可愛さのことが多かったけど( 笑 )
ネタバレもなく批判もなく、
楽しかったと好評だったから嬉しい。
潤「かず、いかない？」
「ん？あぁ、行こ行こ」
思いにふけってると、キョトンとした表情で
見上げるように顔を覗かれたから
その不思議そうな顔をする可愛い子の頭を撫でてあげてから
彼の手を取って、
朝食のいい匂いがするリビングへ行く。
今日一日は、
来週の最後のイベントのエネルギーになるくらい
ゆっくりさせてあげよう。
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櫻宮 - ニノと潤くん。二人は見えない何かでつながってる気がする。。キミは弱くない。弱くなんかないよ。大丈夫。振り返って立ち止まりそうになっても。皆なら私たちならきっと絶対背中を押してくれるから。大丈夫だから。。彼がこれからずっと笑顔でいられるように。。 (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - え、、何が起きるの？笑笑次が待ちきれない！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - いえいえ(笑)みんなが言ってる｢俺らにとって生きる意味が彼であるように彼にとっても生きる意味が俺らであってほしい｣私もそう思います。まさに持ちつ持たれつの関係、、ですね。 (2020年8月11日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» いつもありがとうございます(*^^*) (2020年8月10日 23時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 誰か姫の沼から私を救って下さい(笑)可愛過ぎかよ。。笑笑そしてニノ。よかった。傷が浅くて。彼にとって愛情は何より大切で大事で。。それがよく伝わるなぁと思いました。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年7月27日 13時
