503 / 新年、願うは。 ページ13
side A
潤「………きもちよくてうごけない、」
数分みんなでそうしてると
ふと潤ちゃんがそう零した。
翔「ふふ、それは困った( 笑 )」
和也「でもお風呂もっと気持ちいいよ」
潤「わぁ〜はいりたいなぁ」
和也「ふふ、入ろ？」
やっと上げた顔は
幸せで満ちていた。
潤「いちばんにはいっていいの？」
智「うん、かずと入っておいで？」
潤「はぁいっ」
和也「入浴剤入れよっか」
潤「なににする？」
和也「何がいいかなぁ〜」
2人の姿を見送って
3人でリビングでくつろぐ。
智「………初めてじゃない？」
「なにが？」
智「潤ちゃんがちょっと苦しくなったのに、なんか心暖かいの」
翔「うん、それ思った」
「いい年明けだねぇ」
翔「ね、今までで一番」
テレビを見ながら彼らを待つこと数十分、
少し紅潮した頬の潤ちゃんとニノがあがってきた。
「おいで、ドライヤーしてあげる」
潤「ふふ、ありがとっ」
翔「寒くない？上着もう一枚着る？」
潤「ん、さむくないよ？
……ぎゅってしてくれたら、もっとさむくないよ？」
智「ふふ、ぎゅーっ！」
翔「ぎゅーっ！」
潤「んふ、さむくないっ」
可愛いおねだりに、翔ちゃんとリーダーが答えてあげると
嬉しそうにニコニコしてる。
触れることが、
彼にとって何よりの安心。
翔「智くん先いいよ、」
智「あ、ほんと？じゃあ風呂もらいまーす」
潤「いいにおいするよ」
智「ふふ、ありがと」
そのあと俺ら3人もお風呂を済ませて、
もう遅い時間だからすぐにベッド行き。
潤「あしたは、なんじにおきるの？？」
和也「んー、お昼くらいに起こしてあげるね」
「明日凧揚げでもしようか」
潤「したいっ！」
翔「羽子板もしようよ」
潤「したいしたいっ！」
智「あとはカルタだね」
潤「したいしたいしたいっ！」
和也「ふふ、めっちゃしたいね( 笑 )」
彼の病気克服後、
初めての年明け。
ちょっとしんどいこともあったけど
でも、幸せって言葉が聞けたからよかった。
彼にとって、
どうかいい一年になりますように。
5人で、
どうかいい一年を過ごせますように。
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櫻宮 - ニノと潤くん。二人は見えない何かでつながってる気がする。。キミは弱くない。弱くなんかないよ。大丈夫。振り返って立ち止まりそうになっても。皆なら私たちならきっと絶対背中を押してくれるから。大丈夫だから。。彼がこれからずっと笑顔でいられるように。。 (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - え、、何が起きるの？笑笑次が待ちきれない！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - いえいえ(笑)みんなが言ってる｢俺らにとって生きる意味が彼であるように彼にとっても生きる意味が俺らであってほしい｣私もそう思います。まさに持ちつ持たれつの関係、、ですね。 (2020年8月11日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» いつもありがとうございます(*^^*) (2020年8月10日 23時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 誰か姫の沼から私を救って下さい(笑)可愛過ぎかよ。。笑笑そしてニノ。よかった。傷が浅くて。彼にとって愛情は何より大切で大事で。。それがよく伝わるなぁと思いました。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年7月27日 13時
