＃5 和也 ページ6
あの日から、1週間が経った。
今日は、ちょうど8月1日。
…相変わらず、潤くんはおかしい。
ボーっとすることが多い。
それに加えて…
――― メンバーを見る瞳が優しい。
潤くんがメンバー思いなのは百も承知。
だけど…
あんな優しい瞳をした潤くん、初めてなんだ。
…嬉しいよ?
メンバーとして。
だけど、
――― 怖いんだ。
自分でも、なぜかわからないけれど。
"消えてしまう"
そんな考えが浮かぶんだ。
姿が、瞳が、背中が。
――― 儚すぎて。
翔「にのと潤さきだってよー。時間かかるからあとの3人楽屋で待機だって」
「「「「はーい」」」」
雑誌の撮影の順番を聞きに行ってくれてた翔ちゃんが、やっと帰ってきた。
…にしても、雑誌の撮影多いな(笑)
「潤くん、行こ?」
潤「うん^^」
■
翔ちゃんの言うとおり、30分ちょいかかった。
潤「長かったねー」
「ほんと。あんな撮って全部載せれんのかね?(笑)」
楽屋に戻って3人に交代だと伝えると、相葉さんが
「このあとみんな仕事ないから飲み行こーね!だから待っててよ!!」
と迫ってきた。
そんだけ言われたら帰ったあとが怖くて帰れねぇよ…
「…待つしかないですよね…(笑)」
潤「だな(笑)」
「ほんとあの人元気だわ…」
潤「でも…相葉くん居なかったら、こんなにいつでも明るくないよね。相葉くんが、いつも笑っててくれるから、嵐はいつも笑ってられるのかもしれないね…^^」
…急に、どうしたの。
そりゃあさ、俺も、俺らも。そう思ってるよ?
けどさ、そんな風に言葉にしないじゃん…
ねぇ潤くん、本当に何があったの…?
潤「ね、にの?」
同意を求められて、頷きたい気持ちは山々なんだけど…
ごめん、俺の心は今、それどころじゃないよ。
ソファに座っている潤くんの横に、ゆっくりと腰かけた。
そして、
ちゃんと潤くんの目を見て尋ねた。
「潤くん、話して?」
潤「んふふ、どうしたのにの(笑)」
「お願い潤くん、独りで抱え込まないで」
潤「…」
俺がそう言うと、潤くんは俯いた。
…震える、潤くんの肩。
俺は、そっと手を握った。
「…ゆっくりでいいから、ね?」
そうすると、ゆっくりと口を開いた潤くん。
その口から出てきた言葉は、想像をはるかに超えたものだった。
潤「…ごめんねかず…おれ…あらし15しゅうねん、いっしょにむかえられないかもしれないの…」
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - すいすいさん» ありがとうございます´`*！カイトいい曲ですよね、、（ ; ; ） (2021年8月6日 17時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
すいすい - おもしろいです。読んでいたら、テレビで、「カイト」が流れて泣いちゃいました。 (2021年8月6日 14時) (レス) id: fd76ce1517 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - 潤翔さん» ありがとうございます^^早めに更新していきたいと思ってます^^ (2016年5月21日 21時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
潤翔 - 本当、泣いてしまいました。 また、更新されることを望んでいます (2016年5月21日 21時) (レス) id: 0891204a70 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - Jun君好きさん» わわわわ嬉しいコメントありがとうございますっ！これからもがんばりますっ！ (2016年2月3日 23時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つ む ぐ ＿＿ 。(元じーゅん)
| 作成日時：2014年3月20日 2時
