#25 和也 ページ27
『大事な話がある』
そうマネージャーに伝えたら、不思議そうな声を出しながらもすぐに飛んできてくれた。
まず、潤くんの家に来て、と言ったことから不思議だっただろう。
マネージャーだからと言って、潤くんのことを話すわけじゃない。俺にはそんな権利ないから。
だから、理由は言わないつもり。
俺のことをよく知ってると思うから、わかってくれるとは思うんだけど…。
“ピーンポーン”
「あ、はーいっ」
和マネ「おはようございます二宮さん。大事な話っていうのはいったい…」
「あぁ、まぁまず入って？俺の家じゃないけど(笑)」
.
「大事な話っていうのは…今月だけ、嵐5人での仕事を増やしてほしいってことなんだ。」
和マネ「え？どうしてですか…？」
「あ、誰かが辞めるからとか解散するからとかじゃないよ？ちゃんと、理由はあるんだ。」
和マネ「その理由というのは…？」
「今はまだ、話せない。」
和マネ「…そうなんですか…」
「話せるときになったら話すつもりなんだ。だけど、やっぱりスケジュールのことだからさ。まずはマネージャーに言っておかないと、と思って。これから、俺が社長に言いにいく。それで許可が出れば、マネージャーには連絡がいくと思う。他の4人のマネージャー達にも知らせないといけないし。」
和マネ「…わかりました。理由を聞けないのは不安ですが…。二宮さんのことです。何かちゃんとした考えがあることはわかってますから。ちゃんと話してくれるまで、待ってます。」
さすが…
俺のマネージャーだ。
「ありがとう、マネージャー」
和マネ「ところで、そのことを知ってるメンバーの方はいるんですか？」
「あぁ…潤くんは知ってるよ。今から、潤くんに電話するつもり。言いに行こうって」
和マネ「そうなんですか…わかりました。」
「潤くんの仕事があと1時間くらいで終わると思うから、それまでには電話しておく。だから、それくらいに社長のところまで送ってくれる？」
和マネ「はい、了解です」
わかってくれるマネージャーでよかった。
そう思いながら、俺は潤くんに電話した。
マネージャーから、少し離れたところで。
.
「…あ、潤くん？ごめんね、仕事中に」
潤『んーん、休憩中だから大丈夫。どうしたの？』
呼び方が戻ってることですべてを感じ取りながら、人のいないところに行ってもらうように言った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 663人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - すいすいさん» ありがとうございます´`*！カイトいい曲ですよね、、（ ; ; ） (2021年8月6日 17時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
すいすい - おもしろいです。読んでいたら、テレビで、「カイト」が流れて泣いちゃいました。 (2021年8月6日 14時) (レス) id: fd76ce1517 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - 潤翔さん» ありがとうございます^^早めに更新していきたいと思ってます^^ (2016年5月21日 21時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
潤翔 - 本当、泣いてしまいました。 また、更新されることを望んでいます (2016年5月21日 21時) (レス) id: 0891204a70 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - Jun君好きさん» わわわわ嬉しいコメントありがとうございますっ！これからもがんばりますっ！ (2016年2月3日 23時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つ む ぐ ＿＿ 。(元じーゅん)
| 作成日時：2014年3月20日 2時
