四十三話 ページ48
控え室を過ぎ去り、観客席に付けば質問詰めが始まる。
「お前、まさかあの！」
「SAO依存者だったのかよ！」
声がでかい。声が。
峰田くんと切島くんがグイグイ来るにつれ、私は無視。
出久は既にステージへ。
上を見上げればキリトたちの顔が見える。
大丈夫か？と言いたげな顔をしていた。
私はそれに頷き、出久の試合を見る。
対戦相手は普通科。
後ろで白尾が答えるなよ……と呟いていた。
《二回戦、成績の割に何だその顔。ヒーロー科緑谷出久。対、ごめん。まだ目立つ活躍なしっ、普通科心操人使！》
「『まいった』…か。わかるかい緑谷出久。これは心の強さを問われる戦い。強く想う”将来(ビジョン)”があるなら、なり振り構ってちゃダメなんだ…」
プレゼント・マイクの実況と被るがちゃんと聞こえた。
耳を立てて、彼に集中する。
「あの猿はプライドがどうとか言ってたけど」
《レディ……Start！》
「チャンスをドブに捨てるなんてバカだと思わないか？」
その言葉に彼は答えた。
「何てこと言うんだ！」
その瞬間、彼の目に光が消え固まった。
何が起きた？
「俺の勝ちだ」
すると後ろの白尾が叫ぶ。
「ああ、緑谷！折角忠告したってのに……あ、ごめん。影猫」
彼の叫びにびっくりして猫になる。
『にゃっ』
けど、私は信じる。
『大丈夫』
「えっ」
『にゃあ』
出久がステージの白い線、ギリギリのところで動いた。
片手にすごい衝撃波を起こして彼の個性を解いた。
そこで歓声が上がる。
誰も予想していなかった自体が起きたから。
《これは、緑谷！とどまったああ！》
それからの出久は何を言われても無視で彼をステージの外へ投げ飛ばした。
「心操くん、除外。緑谷出久、次戦進出！」
ミッドナイトの審判にて、出久は次戦へ。
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朱里(プロフ) - まほちんさん» き、気づかなかった……全部直します！ありがとうございます！ (2018年3月28日 18時) (
レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
まほちん - 雄英高校が、ほとんど英雄高校になってます、、、！ (2018年3月23日 23時) (レス) id: 05f0b2f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 名無し42823号さん» お、お恥ずかしい笑笑ありがとうございます！ (2017年12月3日 17時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し42823号(プロフ) - 18話のクラインがクラウンになってますよ！お話面白いです！ (2017年12月2日 12時) (レス) id: 2281aa880b (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - よぼよぼ婆ちゃんさん» ご丁寧にありがとうございます！画像、貼り付けてみます！ (2017年10月19日 7時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱里 | 作成日時：2017年9月17日 19時
