【d!】タイラントクイーンの改革劇

設定2と補足 ページ39

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椿木A

・遠距離より近接の方が得意。
・最近周りに居る人間が距離近くて困ってる。


佐倉(さくら)鈴芽(すずめ)

・A同様、名家のお嬢様。お淑やかで少々泣き虫だが、孤高の存在だったAに話し掛けるなど意外と肝が据わっている。

・運動は苦手だが、座学は優秀。特に魔法薬学が得意。


ハオ・シャオロン

・煽りポメラニアンな高校一年生。お察しの通り生まれは中国、育ちは日本。最近、Aを煽ったりいじったりする事に楽しさを見出し始めた。

・主人公サイドの人間で、言わずもがな近接最強になる男。シャベルを振り回して攻撃する。



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どうも皆様、爺でございます。

主人公サイドの人間に翻弄される悪役夢主の第二章。如何だったでしょうか。

本当はもっと長くなる予定だったのですが、流石に一章との差がやべぇと思ったので第三十五話までが第二章と区切らせて頂きました。

第三章では夢主がまた改革を始めると共に主人公grさんの登場頻度が多くなる予定(強調)です。書きたいものが多すぎて……((


さて、話は変わりまして。第二章の補足をさせていただきます。

お察しの良い読者様なら気付いていらっしゃる方も、もしかしたら居るのではないでしょうか。

登場人物の"夢主に対する好感度"が異常な上がり方をしていることに。

作中では数値として出て来ていませんが、彼等の行動を見ていれば分かりましょう。

実はこれ、ちゃんと理由がありまして。あ、決して好感度が上がる工程を書くのが面倒臭かったとかじゃないですよ。えぇ、決して。

えー…簡単に言ってしまえば、"バグ"なんですよ。

どういうことかと申しますと。そもそも、夢主が自分のいる世界が二次元と知り、あらすじに逆らおうと意志を持った事が既に"バグ"なんです。

"バグ"と化してしまった夢主は、改革という名の"バグ"を起こします。"バグ"は波紋のように広がり、周囲もバグらせていきます。

それが異常な好感度の正体です。

彼等は夢主によってバグってしまい、そのバグが異常な好感度として露呈しているわけです。

お分かり頂けましたか？バグのゲシュタルト崩壊が起きそうですね。

あとこれ、厄介な事に夢主には自分がバグという自覚が無いので、異常な好感度をぶつけられても妙に懐かれたぐらいにしか思いません。図太いのか鈍感なのか……


まぁ、長々とお話致しましたが、夢主の奔走はまだまだ続きます。どうか皆様、最後までお付き合い頂けると幸いです。

それではこの辺で。



2020年 8月9日 鶴木




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