Let's meet again at the time of twilight【誰ソ彼ホテル】 Ⅲ (ページ7)

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97話ページ7

「というか、Aちゃんもテキパキ働くし頼まれ事もサバサバ解決するから、仕事ぶりはここに来てかなり緩くなったけど現世では結構モテてたじゃん」

『·····』

たしかに何度か告られたことはあった

「あー、告られても全部振ってく系の人ですか？」

『ぐ·····』

「あれでしょ？好きになってもない人と付き合うなんておかしいとかいうひとでしょ？貴方」

『ぐぐ·····』

ものすごい勢いで図星をつかれていく。

「え、お姉ちゃん考え方古いよ、今の時代そんな考えじゃずっと独身だよ？」

『やめて·····メンタルにくる·····』

妹なのに価値観が違いすぎる

「·····Aちゃんがずっと独身なんてことはないんじゃないかな？」

「「·····お」」

『え？』

「あ、いや·····なんでもないよ！？」

私達三人から一斉に視線が集まり慌てる遥斗くん。

てかそこの2人、おってなんだおって。

「塚原さんは女としてどの恋愛観がいいと思う？」

「そうですね·····」

『どのって私のも入ってないですよね？誰もと付き合わないを選択肢にいれてないですよね？え？』

「はいはい、いれてないから静かにしてくださいね」

入れるとしてもせめて誰とも付き合わないの方じゃなくて好きなになった人以外とは付き合わないにしてほしい

『大外さん！？急に扱い雑いですよ！？』

大袈裟に溜息疲れた、悲しい。

「んー、私は五股ですかね」

『えぇ·····』

「なんで！？」

考え込んでいた妹から思わぬ回答が出て絶句してしまった。

せめてどっちもどっちとかですませて欲しかった

「私自身は五股なんてしませんよ。相手が五股してたら楽かなーって」

「楽ってどういうこと？」

「相手に5人も恋人がいたら毎日マメに連絡とか撮る必要ないじゃないですか、ちょー楽ですよ」

「信じらんない」

『ほんとに妹と血が繋がってるのか自信なくなってきた』

「阿鳥さん、こういうガサツな女、多いんですよ」

妹はその場にいた全員からブーイングをうけるた