その2 ページ9
「「付き合い始めた！？！？」」
あれから囮にされた風磨と
…なぜか北斗にまで怒られたけど。
無事に交際が始まりましたと報告すると、二人は大層驚いていた。
慎「まじか！案外早かったね、おめでと！」
風「いやむしろあの関係ままいつの間にか子供までいそうな気がしてた。」
『慎ちゃんありがと！風磨意味わかんない。』
風「お前っ…、俺が一番頑張って手助けしてたのに！」
『へ？』
慎「Aが気付くわけねぇじゃん！」
『慎ちゃん？！』
風「で、さっきから黙って飯食ってるほくたんはどうなの？やっぱ嬉しくてたまんないわけ？」
慎「北斗愛深そうだもんなー。」
ちょっとやめて！からかわないで！
ほくちゃん拗ねて一生デレてくれなくなりそうだから！
良くてそんなわけねぇだろとか心折れること言うから！
そこも好きだけどね！！！
両サイドから男子二人に肩を組まれて迷惑そうな北斗は
お口の中のものをごくんと飲み込むと、
私も、きっと慎ちゃんや風磨すら予想もしなかったことを口にした。
北「でなきゃ弁当なんか作って来ねぇよ。」
「「『？！？！？！』」」
その場の北斗以外の時間が止まってることを気にも止めないで、
食べ終わったお弁当箱を何でもない顔して片付けてる。
まって、理解が…
私の全理解力がしんだから…
北「暑い。アイス。早く行こ。」
『へ？へへぇっ…！』
北「何そのあほな返事。」
『まって、デレるのか辛辣なのかどっちかにして！脳がしぬ！混乱で！』
北「頭悪いこと言ってないでさっさと食えよ。」
『そっち選ぶの！？まってよ味わって食べたい！』
北「飯ぐらいいつでも食えるだろ。」
『いやほくぴーのお弁当だから！貴重だから！』
北「だからいつでも食えるだろって。」
『？！ほ、ほっキュン…！！』
北「遅いと置いてく。」
『まって！』
食べ終わってごちそうさまをしたお弁当箱を手早く包み直して、
まだ固まってる慎ちゃんと風磨にバイバイした。
『ねぇねぇ何アイスにするー？』
北「じゃんけんしてから考える。」
『あ、勝ったら高いの選ぶつもりでしょ！勝ったことないのに！』
北「うるせぇよ。いい加減勝つわ。」
風「あれやべぇな。」
慎「北斗あんなんなるんだね。」
幸せそうで何より、と鼻頭を掻く苦労人男子たちの姿は知らないまま。
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momo(プロフ) - やばい。最高に好きです。お話更新してくれたら嬉しいです！ (2022年2月23日 12時) (
レス) @page41 id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎぷ−る - 可愛い。。ほっくんが可愛い。。だぁぁぁぁぁあ！！推しになりそうです。。 (2021年1月21日 22時) (レス) id: 2200018ee9 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 続き気になります(TT)更新頑張ってください！！ (2020年6月3日 0時) (レス) id: 8bc7822677 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - みゅみゅさん» ありがとうございます(;_;)私も知らぬ間にいつの間にか終わってました…続けたい気持ちはあるのでなんとかネタが湧き次第頑張ります！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - ゆいさん» ほったらかしにしてたらいつの間にか終わっとる！！Σ申し訳ありません、ネタは切れてますが続ける気持ちはあります(;_;)お褒めの言葉ありがとうございます！なんとか絞り出します〜！;; (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2019年5月14日 13時
