彼の名は。(君の名は。全く関係ありません) ページ28
樹「ほくたーん。」
北「やめろ。
やめろ。」
樹「二回言ったんだけどこいつ！ひどくない？！」
風「そう呼んでいいのは愛しのAたんだけだもんなぁ？」
北「この二人合わさんのまじ勘弁してほしいんだけど。」
『なんて言いながらもほくちょす楽しそうだぞっ。』
北「どうした？視力失ったの？」
今私たちの席の周りはとても治安が悪い。
あ、見た目の話ね？
原因はこの二人。
風磨と樹くん。
見た目だけ不良のこのコンビ。
親和性高そうと思っていたけど、
いつの間にかこの二人は思ってたより遥かに仲良くなってた。
そんな二人がタッグを組んでさっきから北斗をいじり倒している。
北「俺が呼ばせてんじゃねぇよ！勝手に呼んでんだよ！」
風「満更でもねぇくせになぁ？」
樹「そうなの？めんどくさ！」
『やめろー！二人して私のほくちゃんをいじめるなー！』
樹「あ、呼び方変わった。」
北「もう普通に呼ばれることの方が少ねぇわ。」
樹「確かに。そういえばAちゃん北斗をいろんな呼び方すんじゃん。なんで？」
『え？気分。』
樹「うわ、ばっさり。」
でもこの際、どれが一番気に入ってくれてるかは知っておきたいよね！
『ねぇほくにゃん。ほくにゃんのお気に入りはどれなの？』
北「は？べつ に…どれでもいいけど。」
『聞いた？！樹くん！！どれでも嬉しいって！！』
樹「え、なにそれポジティブが過ぎる。」
『ちっ、ちっ、ちー。甘いな、樹くん。これはツンデレってやつだよ！』
風「ちょ、うぜぇ。」
『ほくちょす程のツンデレっ子になると、なんでもいいはなんでも嬉しいって意味だと思うたぶん！！』
樹「最後急に自信失っちゃってるけど…。」
風「でもびっくりするけどこれ当たってんだぜ。なぁ？」
北「うるせぇよ。…まぁ強いていうなら」
北斗はこっちにぐぐっと寄って、
私にだけこっそり耳打ちした。
『え？それが好きなの？』
北「…うん。」
真っ赤になってそっぽ向く北斗の頭を、
そっかそっかぁ、可愛いねぇすごく可愛いねぇ。と撫でて、
『じゃあ二人のときはそれ多めで呼ぶね！むふ。』
なんだか意外な収穫を得てしまった。
北「お好きにどーぞ。」
樹「えっ、えっ、なんて言ったんだよ北斗！」
風「俺らにも教えろよほくちゃーん。」
北「お前らだけには死んでも教えねぇ。」
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momo(プロフ) - やばい。最高に好きです。お話更新してくれたら嬉しいです！ (2022年2月23日 12時) (
レス) @page41 id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎぷ−る - 可愛い。。ほっくんが可愛い。。だぁぁぁぁぁあ！！推しになりそうです。。 (2021年1月21日 22時) (レス) id: 2200018ee9 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 続き気になります(TT)更新頑張ってください！！ (2020年6月3日 0時) (レス) id: 8bc7822677 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - みゅみゅさん» ありがとうございます(;_;)私も知らぬ間にいつの間にか終わってました…続けたい気持ちはあるのでなんとかネタが湧き次第頑張ります！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - ゆいさん» ほったらかしにしてたらいつの間にか終わっとる！！Σ申し訳ありません、ネタは切れてますが続ける気持ちはあります(;_;)お褒めの言葉ありがとうございます！なんとか絞り出します〜！;; (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2019年5月14日 13時
