転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

花火大会２ ページ10

道を歩いて、屋台がある方へ近づくにつれ、人は増えていった。




ドンッと、前から来た誰かにぶつかる。




『あっ、ごめんなさい！………って、』




謝りながら、慌てて顔を上げると善逸くんがいた。

それに、炭治郎くん、伊之助くんも一緒だ。





善逸「！、Aさん！こんなところで再開するなんて運命ですね！！！！


ってなんでアンタもここに！？！？」



伊之助「あ！祭りの神！」






炭治郎くんたちも浴衣を来ていた。花火大会を楽しみに来たのだろう。






宇髄「んだよ。文句あんのか？」





善逸「文句ありありだよ！！なんでお前なんかがAさんと一緒に歩いてんだよ！！」




宇髄「ふんっ、いいだろ。逢引だよ。」



はあ！？なんだと！？




善逸「はあ！？なんだと！？」


伊之助「逢引って何だ！」


炭治郎「………」





宇髄さんはこちらをみてニヤリと笑った。



いやニヤリじゃねーよ！！！勘違いされるでしょうが！！！！





善逸「ずるい！！ずるいだろうが！！！なあ炭治郎！！



……………………＿＿＿＿＿＿＿炭治郎？」



炭治郎「あっ、じゃ、邪魔になるから早く行こう！ほら！」



善逸「え……ちょっと！炭治郎！」


伊之助「おい待てコラ！逢引って何だ！」







騒がしい三人、いや二人はそのまま人混みの中に消えていった。

何処でもあんな感じなんだなぁ。疲れないのかなぁ。






宇髄「ふーん。」






宇髄さんは三人の背中を見て何かを考えているようだった。

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