転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

弟みたい２ ページ17

『？、なあに？』





炭治郎「昨日のアレって…」





『昨日？』





炭治郎「宇髄さんとその……逢引を…」






はっ！！！そうだった！！！

炭治郎くん達には誤解されたままなんだった！！！！





炭治郎「お二人はその…そういうご関係で…」






『違う違う違う！誤解だよ！』





炭治郎「えっ……本当ですか！」





『うん、宇髄さんが反応見るために言っただけだと思うよ。私恋人なんていないし。』





告白はされたけど……。






炭治郎「そうだったんですね………良かった。」





『？、良かったって？』





炭治郎「お、俺だって…Aさんと二人で……歩きたかったです……」







話すにつれモゴモゴと声が小さくなり、顔が赤くなる炭治郎くん。




何。





何この子。







可愛いっっっっ！！！！




ピュアか！！まっさらか！！何だこの生き物は！！




可愛すぎて穴という穴から血を吹き出しそうな衝動をぐっと堪える。






『ふっ、ふふっ』





炭治郎「なっ、なんで笑うんですか！！」





『ごめっ、可愛くって、ふふっ』





よしよしと炭治郎くんの頭を撫でる。





炭治郎「！！……子供扱い…」





ちょっと膨れた顔をしつつも大人しく撫でられている。

やだ可愛い。





『じゃあ今度機会があったら、お買い物でも行こっか。』






炭治郎「！、本当ですか！やったぁ！」





耳としっぽをブンブンと振り回す子犬みたいだな……。

本当にこの子が鬼を切ってるのか…？






炭治郎「えへへ、約束ですよ！」




『うん！任務頑張ってね！』





炭治郎「行ってきます！！」






可愛いなぁ。弟が居たらあんな感じなのかなぁ。


私が最近絡むのが宇髄さんとか無惨様だから、余計炭治郎くんが可愛い。





………本当、身体には気をつけて欲しいな。






いくら鬼殺隊と言えど、15歳の男の子なのだから。

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