転生美少女は媚びへつらって生きる。[鬼滅の刃]

２日目の夜 ページ17

『店主さん、女将さん、おやすみなさい。』




女将「はい、おやすみなさい。」

店主「しっかり休めよ！」





寝支度を整えて、布団の中に入る。




『(なんか、凄いことになっちゃったなぁ。)』






私はただの役者だったのに、今では料理店花戸屋で働く町娘。はたまた鬼滅の刃の世界だなんて。



これから生き残っていけるだろうか…




いや、弱気になったらダメだ！絶対生きて幸せになってやるんだ！





『(よし、これからがんばろ！)』



童磨「おーい、もう寝ちゃった？」




無理かも。私やっぱ生き残れないかも。

なんであんたがいんの。仮にも女の子の寝室なんだからね！！！！





『わっ！童磨さん？びっくりした…』






童磨「あはは！驚かせてごめんね？」






『どうしたんですか？こんな所に…(約:寝れないから早く帰ってよ)』





童磨「あー……うん。なんか君のこと心配になっちゃってさ！」





『心配？ですか？』






童磨「君、今日鬼殺隊の子と会ったらしいね。」




知っていらっしゃる！！！！！！！

えなんで？見てたの？盗聴とかされてたの？


怖いすぎるんですけど！！！


あ


もしかして、コイツの信者の誰かに見られてたとか？




いや、ありうるな。





童磨「その子、俺が君を連れ去った時に来た鬼殺隊の子でしょ。何か喋った？」







あー待って。これちょっとヤバいかも。

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