第６５羽 ページ19
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安室side
「で、なんや、勿体ぶらんと話しぃ。」
「実はね……ウチに怪盗キッドからの予告状が届いたのよ！！」
デデン、と効果音がつきそうな感じで園子さんは話し出した。
「怪盗キッド？」
コナン君がそのワードに興味を持つ。巷ではキッドキラーなんて呼ばれている彼のことだ、当然の反応だろう。俺だって立場上興味を引かれずには居られない。
「そう！今度パパの会社がレッドダイヤモンドの展示を記念したパーティーを開くことになったんだけど、それに関して昨日予告状が届いたの！ほら！」
園子さんは鞄から一枚の小さなカードのようなものを取り出して見せた。
ふと横を見ると、Aさんはキラキラとした目でその予告状に釘付けになっていた。そう言えば、怪盗キッドのカッコ良さにファンになる女性が多いと聞いたことがある。まさかAさんも…？いや、そういうタイプには見えないが。
「"次の満月の夜10時、レッドダイヤモンドを頂きに参上します"、ねぇ。相変わらずキザやなぁ。」
「次の満月の夜って…1週間後？」
「せやな。」
世界で1番高価とも言われるレッドダイヤモンド。その展示パーティーが日本、しかもこの東都で行われるというのだから、怪盗キッドが狙うにはこれ以上ない格好の餌だ。
「園子姉ちゃんはそのパーティーに参加するの？」
「あったりまえよ！俳優とかモデルとか、有名人も色々来るらしいわよ！」
「園子姉ちゃん…」
「せっかくだから蘭も誘おうと思って！アンタたちも来る？」
「うーん、俺は無理やな。来週には大阪戻らんと。」
「僕は行く！」
残念そうな声に反して、コナン君は明るく声を上げた。
「そうだ！Aさんも来ませんか？」
園子さんはAさんに視線を移した。
『！……うん、迷惑でなければ、行きたい！』
「！」
明確に賛同の意志を示したAさんに少し驚く。
「やったー！もしかしてAさんも、怪盗キッド興味あります？」
『うん、カッコイイ、よね。』
「「！？」」
恐らく、俺だけでなくコナン君も驚いたことだろう。まさかとは思っていたが、どうやら本当に怪盗キッドに興味があるらしい。
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only07(プロフ) - ベルモットとオリヴィアちゃんが幸せになってほしいです……！ (1月14日 20時) (
レス) @page45 id: 621931103c (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - 続きが気になりすぎて眠れません🥺更新待ってます！！！！ (12月11日 21時) (レス) id: 3161f0695a (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - とても好きです…🥹 (11月26日 22時) (レス) @page43 id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あああああああ好きです (9月16日 19時) (レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - ベルさん» ほんとですか！泣長ったらしいお話ですが付き合っていただけたら嬉しいです！コメントありがとうございます！ (6月19日 1時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2023年3月10日 20時
