４９話 帰宅路 ページ4
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実力テストが(色んな意味で)終わりました〜。社会と理科がヤバかったです......。
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『今日は急に来てごめんね』
「ううん、楽しかったしAに会えて嬉しかったから大丈夫」
『何この尊い生き物は...』
フルフルと首を横に振ってそう言ったカナヲは、めちゃくちゃ可愛かった。こんな子に思われてるなんて、炭治郎は羨ましいな。
玄関まで見送りに来てくれたカナヲに、別れの挨拶をする。しのぶちゃん達は仕事で忙しいらしい。
『じゃ、しのぶちゃん達にも言っといてね』
「分かった」
『ありがと。
じゃ......さよなら』
「うん......さよなら」
カナヲに手を振って帰宅路につく。
私達、鬼殺隊が別れる時は大体「さようなら」だ。「またね」とは言わない。
だって、私達は......いつ死んでしまうのか、分からないんだもの。
日が傾いてきて夕方になり始めた頃。
あぁ、この後も任務がある......、と思っていたら側を通った路地裏から「キャ！」と言う声が聞こえた。
思わず立ち止まり、その路地裏を覗き込む。
真っ暗なその場所に、数名の人の姿があるのがうかがえた。
『あー......何か嫌な予感がするなぁ』
ヒクヒクと頬を痙攣させる。
チラッと見えたその人達は、１人が女性で残りの３名が男性だった。
路地裏に男女。
察しの良い方は、これの示す意味が分かるんじゃないかな？何を、とは言わないけど。
『この時代にもこんなことがあるのかよ......』
しかもここ都会だし、まだ明るいよ？堂々とするなよ、この変態が。 最近、変態に会う確率が高い気がする。
『しゃーない。ここは私が一肌脱ぐとしますかね』
流石の私でも、この場を見て見ぬするわけにはいかない。こんなに胸糞悪いことはないよ、全く。
「いやっ、止めてください！！」
「威勢の良い姉ーちゃんだな。俺嫌いじゃないぜ、そういう女」
「ヒッ...」
嫌がる女性に気味の悪い声で話しかける男。いや、誰もお前のタイプとか聞いてないから。止めてあげてよ、切実に。
って、悠長なことを言ってる場合じゃないよ。何やってんだ私。
タッタッタッ、と４人に近づく。
『ねぇ、お兄さん等。その女の人が嫌がってるの、見えないわけ？』
「あ''ぁ？」
『うっわ、ガラ悪っ！』
話しかけるとガン飛ばされたんで、思わず本音が漏れてしまった。
「何だテメー、喧嘩売ってんのか？」
『そんな商売してないよ。それに私は買う派だから』
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小桜(プロフ) - 猫耳パンさん» こちらの方でもコメントくださり、本当にありがとうございます😃大好きと言ってもらえて嬉しいです！ (2021年11月26日 22時) (
レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
猫耳パン - この作品大好きです。 これからも頑張ってください。 (2021年11月26日 22時) (レス) @page14 id: f830ddeebe (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - コメントありがとうごさいます。凜ちゃんの生みの親としてとても嬉しいです！ (2021年11月7日 20時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
こぐら - とっても面白いです！凛ちゃんのキャラが個人的に好きです。可愛い...！ (2021年11月7日 20時) (レス) @page44 id: c60a472fe3 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - せせせせせええええええええええええさん» とっても嬉しいコメント、ありがとうございます！毎日更新できるように頑張ります！ (2021年10月3日 20時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年8月24日 22時
