９話 護衛任務 ページ12
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『どうして２人がここにっ！？』
「どうしてって、護衛任務に決まってんだろォ」
『決まってるの？』
どうやら彼らも椚ヶ丘中学校の護衛として来ていたらしい。
実弥さんは数学教師、伊黒さんは化学教師として、去年からここにいたと言う。
あれ......。
『これ、私が来る必要ありました？』
だって２人は柱、しかもとっても強いんだよ？私いらなくね？
「私が頼んだんですよ。E組校舎にも１人はいた方がいいと思いまして」
『それなら実弥さんか伊黒さんを送れば良かったのでは？』
「彼らはとても優秀な教師ですから」
なるほど、意味は良く分かったよ。
私は理事長さんから視線をずらし、実弥さん達に向ける。
『これで少しは護衛もしやすくなりましたね！』
「悩みの種が増えたの間違いではないか？」
「あぁ、そうに違いねェ」
『２人共酷くないです！？』
悩みの種とか、私はそこまで問題児じゃないよ！
プンプンと怒っていると「じゃあ、役割を決めておくか」と、何やら勝手に会議が始まってしまった。
スルーしないでよ！
「俺と不死川が本校舎を、友田がE組校舎と山の方を担当する」
『私だけ範囲広くないですか？』
「俺達は教師の仕事をしなきゃならねェからな。安心しろォ、手が空いたら手伝いに行く」
口が悪くて顔は恐ろしいけど実は優しいところ、ギャップ萌えだね！
そう伝えると、ガシッと頭を捕まれ握りつぶされるかと思うくらい握力を込められた。
『イダダダッ！ごめんごめん！謝るから許して！』
命乞いをして何とか離してもらう。今気づいたけど、いつの間にか理事長さんいないね。
「茶番はそれくらいにしろ。全く、お前はいつもいつも...ネチネチ」
『すみませんすみません！謝りますから話し合いを続けましょう！！』
平謝りを必死でして、ネチネチを回避する。平謝りってバレたら今度こそ絞められるかな？
その後、任務について大方役割を配分したり確認したりとして２人と別れた。
......あっ！やっべ、もう授業始まってんじゃね？？
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ところで友田。その格好はどうしたんだ」
『これですか？鬼狩り時に身バレしないよう、ぶりっ子を演じてるんです！』
「何してんだよォ...」
『実弥さんもやりません？』
「誰がするかァ、馬鹿野郎」
『野郎じゃありません、女郎ですよ』
「そこじゃないだろう」
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小桜(プロフ) - 実力派エリートさん» うわぁぁ！ 本当ですね、間違ってました！ 私も英語が苦手なことがバレてしまった……。こんな初歩的なのに。教えていただきありがとうございます。訂正してきます！ (2022年8月21日 10時) (
レス) @page14 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
実力派エリート - コメント失礼します。 I'm tired. の訳は私は疲れています。ではないでしょうか。違ったらすいません。 (2022年8月21日 10時) (レス) @page14 id: 4673827fe0 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - nanako1201さん» ご指摘感謝いたします！ 訂正しました！ (2022年7月25日 17時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
nanako1201(プロフ) - 鬼にならんことをだと鬼になりますようにって意味になっちゃいますよ！ (2022年7月23日 18時) (レス) @page16 id: ced68c71ce (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 如月蛍さん» コメントありがとうございます！ご指摘感謝致します。全部直してきました！また誤字脱字がありましたら教えて頂けると有難いです......！(ﾎﾞｿｯ (2021年8月17日 22時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年6月28日 22時
