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「Yeah！いたいた憶來センセ！」
「…あらマイク先生、お早うございます」
相談室の鍵を取りに職員室へ寄ると、マイク先生が声を掛けてきた。
その様子はどこか楽しそうで、何か企んでるんだろうなとすぐに予想がつく。
「Here you are〜」
そう言って、茶色の小包を渡してきた。
疑問に思いつつも受け取ると、小さい割にずっしりと重量がある。
一体中身は何なのか。
「な、何これ……結構重たいのね、」
「イレイザーからの預かりモンだぜ、渡しとけって頼まれた！
………にしてもお二人さん、最近仲良さげじゃねえか〜？
あいつもしょっちゅう憶來センセのとこ行くしよォ、」
「もう、すぐそうやって波風立てようとするんだから……ある訳無いでしょう？
マイク先生が煩いから相談室に来てるって、相澤先生がこの間そう仰ってましたよ」
「オーマイガー！！酷ぇなイレイザー！」
相変わらず大声量で騒ぎ立てるマイク先生の横で、私は呆れて溜息を吐いた。
マイク先生はとても良い人だけれど、私達の過去の関係を知られてしまえば大変なことになるだろう。
(この人に勘づかれたら、色々面倒になりそうね)
そんな失礼なことを考えながらも、マイク先生に一言お礼を伝えて職員室を後にした。
重たい包みを抱えながら慎重に廊下を歩く。
しかし、その厄介な人物に私宛の荷物を預けるなんて……自分から疑われるように仕掛けたようなものだ。
私にばかり馬鹿と言うが、消太も案外馬鹿かもしれない。いやそうでしょ、絶対。
.....
部屋に入り、早速包みを開けて中身を確認。
出てきたのはまた袋だった。
透明なビニールに透けて、肌色や橙色、濃い茶色のつぶつぶした固形の砂のようなものが見える。
お菓子……では無さそう。
袋越しに匂ってみると、泥？土？のような香りがしたが、よく分からない。
裏返してみると、手書きの文字で何か書かれた付箋が貼られていた。
" すぐ枯らしそうだから撒いとけ "
「………失礼ね、そんな簡単に枯らさないわよ」
相変わらず舐め切っている彼のその言葉に、腹を立てるのを通り越して、思わず吹き出した。
彼はやっぱりおかしい人だ。
おかしくて、それでいてとても優しい。
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りめろん(プロフ) - mokatiさん» 不具合があったようですね、運営の方からメールが届いていました…！ご丁寧に教えてくださりありがとうございます(;_;) (2018年12月10日 7時) (
レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
mokati(プロフ) - 初コメ失礼します。運営側のトラブルなので大丈夫だと思いますよ。コメント等がもどるかはわかりませんが、バグが治りしだい普通に使えるようになりますよ。 (2018年12月10日 2時) (レス) id: fdecbe79f7 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - いゆ。さん» ありがとうございます(;_;)頑張らさせていただきます…！！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - Soleilさん» Soleilさんが毎回下さるコメントに、私もニヤケが止まりません笑 これからのお話も是非楽しみにしていただければと思います…！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
いゆ。(プロフ) - 早く続き見たいです！！！これからも頑張ってくださいね！！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: ee86b7a9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめろん | 作成日時：2018年10月24日 0時
