Memories 17 ページ13
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数日経ったとはいえど、まだ腫れぼったさが残る目元を気にしながら校舎の廊下を歩いていた。
相談室のすぐ近くの曲がり角を出たその直後。
鈍い音を立てて何かとぶつかり、そのままよろけて床に座り込んでしまった。
拍子抜けしたような変な声が出て恥ずかしい。
「きゃ……っ、！」
「す、すまない……！大丈夫かい！？」
声がする方へめ線を上げれば、痩せ細った顔立ちに、特徴的な髪型で見覚えのある面影を残す男性。
心配そうに私の顔を伺いながら、手を差し伸べてくれたその人は、
_____ オールマイトさんだった。
だが、彼が着ていたスーツの裾、ズボン、それから腕に巻かれた包帯までびっしょりと濡れていて。
手をついていた床は水浸しで、ドアの前にはさっきまで持っていたじょうろが転がっている。
「………ふ、服…！！
すみません、私の不注意で…！」
「ん？……あぁ、平気さ。このくらいすぐ乾くよ」
「でもその状態じゃあ外出も出来ないわ…
中、入ってください！」
.....
「ありがとう、わざわざこんな…
代わりの服まで借りてしまって申し訳ないよ」
「いいんです。元はといえば私のせいですから」
「私もぼーっとしていたから、君が気に病むことは無いさ。
……あ！そうだ！君、怪我はないかい？」
私が渡した予備のシャツとタオルを身につけ、オロオロした様子で私を見るオールマイトさん。
淹れたての紅茶を彼に手渡しながら、軽く微笑んだ。
「私は平気です、それより貴方の方が……」
腕の包帯を見てすぐ思い出す。
そうだ、これも濡らしてしまったんだった。
オールマイトさんにソファーへ座るよう催促した後、私は救急箱を探しに隣の物置へ走った。
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りめろん(プロフ) - mokatiさん» 不具合があったようですね、運営の方からメールが届いていました…！ご丁寧に教えてくださりありがとうございます(;_;) (2018年12月10日 7時) (
レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
mokati(プロフ) - 初コメ失礼します。運営側のトラブルなので大丈夫だと思いますよ。コメント等がもどるかはわかりませんが、バグが治りしだい普通に使えるようになりますよ。 (2018年12月10日 2時) (レス) id: fdecbe79f7 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - いゆ。さん» ありがとうございます(;_;)頑張らさせていただきます…！！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - Soleilさん» Soleilさんが毎回下さるコメントに、私もニヤケが止まりません笑 これからのお話も是非楽しみにしていただければと思います…！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
いゆ。(プロフ) - 早く続き見たいです！！！これからも頑張ってくださいね！！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: ee86b7a9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめろん | 作成日時：2018年10月24日 0時
