検索窓
今日:3 hit、昨日:33 hit、合計:20,821 hit

第66話 続 ページ36

原作通りにリクオと牛鬼を闘わせるというのは絶対なんだが、その間俺は一体何をしようか。
馬頭と闘ってゆら達を救うか…いや、それは危険すぎる。ゆら達がいるのは女湯であり、男の俺が助けに入ったなどと言っても信じてもらえる確証は無い。
…また、牛頭のところに行くとしても、そこに行ったところで何にもならない。俺は鯉伴の様な治癒力を継いだ訳では無いし、戦闘に置いてもリクオには劣るし、かと言って牛鬼の元へ怪我した牛頭を運べる程の筋力も持ち合わせていない。
…まって…なんか、悲しくなってきた。
俺ただのリクオの兄っていう名の足でまといじゃね?
りくぉぉぉぉおおっ!!!りくとぉぉぉぉおおっ!!!うわぁぁぁぁぁあああっっっッッッ!!!!!!



『リクオ、リクト…いつもごめんな』

「……なんだ突然」

「なに、リクヤ…どうしたの?」


突如脳内で論争を繰り広げていたリクヤが2人の肩にポンと手を置き、呟けば、2人に不思議そうな顔をされた。



その後、しばらく脳内でシュミレーションを行っていると、前にいたリクオに声をかけられた。


「あ、リクヤ…そろそろ先生帰るみたいだよ」

『ん?』


どれ…とリクオとリクトの後ろから顔を覗かせれば、清継が「話をもっと聞きたかったのに」とかなんとか言いつつ、別れを惜しんでいるのが見えた。


「いやいや。ワシの役目は終わりだよ
そぉだ…夜は危ないから絶対に出ない方がいい」


あ、お前いま煽ったな?人ってのはそうやって絶対にしちゃダメだって言われたことしたくなるような生き物なんだよ…!!
ほらぁ、なんか清継目をかがやかせはじめたしぃ……きらきらオーラ放ちながら、化原とお別れの握手してるしぃ…もう、清継ってなんなの一体……っ

第67話→←第66話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
設定タグ:ぬらりひょんの孫 , 転生 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たこ焼きんぐ | 作者ホームページ:http://id54.fm-p.jp/579/TAKOYAKINNGU/  
作成日時:2017年9月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。