【H×H】気づいたらトリップしてた上にチート並に強かった件について

第16話 ページ17

「くっ…！」



『ゴン！』



苦しそうなゴンが見るに耐えず、助けに行こうとしたがヒソカにトランプを首を掴んでない方の手で突きつけられてしまった



「おっと、それ以上近づかないでね♣」



『うっ…』



「あぁ、2人とも実にいい…いい顔だ♠」


ヒソカさんよ、悪趣味じゃあございませんかね？
いやまぁ好きだけども
普通にトランプ怖いんだけど…

………あっ、そんなことよりゴン！


「おっと♢」


苦しそうにしていたゴンを掴む手を離し、私に向けていたトランプも下ろした


ヒソカはゴンの前にしゃがみこんで


「彼も君達も合格だから殺さないよ♠いいハンターになりなよ♣」


と告げた



君達ってゴンと私の事？
私もヒソカに認められた？


そんな事を考えている時にヒソカはトランシーバーで誰かと話していた
相手はイルミだろう



「お互い持つべきものは仲間だね♡1人でも戻れるね♣」



そう言いながらヒソカはレオリオをかついだ



「え、1人…？」



ゴンが疑問に思うのも無理はないだろう
なぜなら私も疑問だからだ


この場には2人
私とゴンがいる


なのになぜ1人？


「お嬢さんは僕と一緒に行くんだよ♣」



『………え？』

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