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「それまで一緒にいてあげる。」

「...ほんとに?」

「ほんとだよっ!ほら、行こ!」

そう言うと女の子は走り出す。

「ちょ、ちょっと待ってよー。」

その後、女の子に連れ回されて流れるプールとかいろいろな場所へ行った。


_____________________



「すっごい楽しい!」

「うんっ!」

『これより、外のプールが解放されます。』

「外だって!行こっ!」

二人で駆け出し、外のプールへ行く。

そこには....

「きれい...!」

すっごく綺麗な月が見えた。
真っ黒な空に一つだけ光り輝いている...。
そんな月が...。
ふと、この間にーちゃんから聞いたことを思い出し、口にする

「夏目漱石...って人がさ」

「うん。」

「アイラブユーを月がきれいですね。って訳したんだって。」

「アイラブユーって?」

「あなたを愛してますってこと。」

「へーっ!!」

たしかにこの月だったら愛してると伝えるのもできなくない気がする。
きっと夏目漱石もこんな月を見たんだろうな...。






「...ねぇ、今何時だろう...。」

ふと不安になり二人で時計を探す。

「...!!」

にーちゃんと離れてから3時間経っていた。

「もう、3時間...。」

「...お兄さん、探そう。」

「うん、どこに..「さあや!」

後ろを振り返ると同じくらいの年の男の子が立っていた。

「今、何時だと思っている。みんな探している。はやく...。」

「ちょっと待って!最後に...!」

「おーい!郁弥、やっと見つけた...!」

「にーちゃ...」

「郁弥...?くんっ!」

「!?」

女の子に声を掛けられる。

「今日はありがとう!楽しかったよ!また...会おうね!」









そう言って女の子はふわりと笑った。

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設定タグ:ハイ☆スピード , 桐嶋郁弥 , free!   
作品ジャンル:恋愛
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まいまい☆ - おそ兄大好き。(元、一松大好き。)さん» ありがとうございます。よろしくお願い致します。 (2019年8月9日 21時) (レス) id: e4e68df0f1 (このIDを非表示/違反報告)
おそ兄大好き。(元、一松大好き。)(プロフ) - イベントに参加して頂きありがとうございます!お気に入り登録と評価させてもらいました。時間があれば作品も読ませてもらいます。 (2019年8月9日 6時) (レス) id: 254ec47258 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい☆ - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/vonvon/ (2018年12月27日 15時) (レス) id: c479711da3 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい☆ - 不快になられた方々、申し訳ありませんでした。許されないことをしてしまったので前みたいに読んでくださいとは言えませんが、一応続きはのせておきます。 (2018年12月27日 15時) (レス) id: c479711da3 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい☆ - 江梨もぐさん» はい!わかりました!リクエスト、ありがとうございます! (2018年12月8日 21時) (レス) id: c479711da3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まいまい☆ | 作成日時:2018年10月30日 21時

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