家に帰ろうと思ったら拉致されました 続【オリジナル】

番外編 ページ50

ひょんなことから地下世界へ飛び込んでしまった貴方



しかし、貴方が現れる前にある3人の影が動いていた


明るいはずの影が



*☼*―――――*☼*―――――


秋人「…失礼します」


怜奈「あ、秋人」


ダイゴ「どうじゃった？」


ニヤリと微笑む


秋人「…俺たちスリーマンセルで任務だ」


怜奈「！やったぁ！


また、一緒だね！」


ダイゴ「あぁ！流石じゃな秋人！」


秋人「ふっ、何がだよ(笑)」


ダイゴ「なんとなくじゃ！」ｶﾞｯﾊｯﾊｯ


私達はいつも一緒だった


たまたま一緒の村で育ち


たまたま みんな優秀だった


そんな私達はたまたま一番優秀な町”DreamCity”に迎えられた


村人「…すごいなぁ」


村人「がんばっちょいでよ！」


怜奈「もちろんね！」ﾌﾞｲｯ


秋人「照れるな」


ダイゴ「ｶﾞｯﾊｯﾊｯ 誇り高きことじゃな」



DreamCity 誰もが憧れる夢の町


その場所に招かれた私達は楽なことなんてなかった


怜奈「…え？やめちゃうの？」


友「…うん。私にはもう無理なの」


幾度も幾度も繰り返される訓練 訓練 訓練


嫌気がさす人なんてゴミの数ほどいた



進級試験だって


ダイゴ「…ぬぉ…」


秋人「…おい。ギリギリじゃないか」


ダイゴ「…う、うんぬん……」


怜奈「がんばろ！」


私達…いや詳しくは二人だけど


怜奈「ねぇ、最近秋人すごいね」


ダイゴ「負けてられんなぁ」


彼はいつも人１倍努力し人１倍先に行った


私達は追いつくことで精一杯だった


そんな私達をつなぎとめてくれたのが


秋人「怜奈！そっちいったぞ！」


怜奈「了解！ダイゴ！！」


ダイゴ「ｵﾗｧｨｧｧ」


このスリーマンセルだった



怜奈「ねぇ、今回は何？」


秋人「四皇の回収だそうだ」


怜奈 ダイゴ「「え？ぇぇぇぇえ！！」」


怜奈「四皇？ってあの四皇？！？！」


ダイゴ「そんなもん存在するのか？！」


秋人「俺もまだ半信半疑だが…


今回はまだ確定ではないらしい


あの事件覚えているか」


怜奈「…地底団」ｷﾞｭﾂ


ダイゴ「…なぁ、秋人


それ間違っていたらどうするんじゃ」


秋人「…」




……………………次回の番外編に続く

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