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38話 ページ38

ぴよぴよと白い鳥が私を呼ぶ

貴『ま、まって』

キッチンに着くと鳥はテーブルに移る

ピヨ

声が聞こえたと思った…ら

ピヨっ クルクルクル ッパ

?「よっと。こんにちはA殿」

貴『?!』

鳥が回ったと思ったらなんと

小人に変身してしまった

貴『????』

私にはハテナと驚きでその場に佇んでいた

小人「ミア様の名によって参上致しました

A殿にお料理を教えてこい…との名ですので

早速やっていきたいのですが…

よろしいですか?」

こてん と首を傾げ

可愛らしくこちらを見る彼?かな?

というか、そんな可愛い顔で言われたら…!

貴『はい!よろしくお願いします!!』

断れないじゃないか…!!!



ロンガ「…?」



その後小人さんは熱心に私に料理を教えてくれた

私は火の魔法が使えないから

随分手間がかかるらしい…

っていうか 魔法なんて使えるか…!!

と心底この世界を恨んだが 何とか

しゃけ(鮭)を焼き

ご飯を炊いて

ロンガさんのはお粥にし

味噌汁ならん、この世界の味噌?をつかってつくり

適当に野菜を切ってお肉と一緒に炒め

最後にゼリーを作って冷やしておいた

(ミカンのような柑橘系のやつ)

…そのころのロンガさんは

何やら暇そうにゴロゴロしていた(笑)



チーン

貴『お、』

最後の魚が焼けたらしい

小人「完成ですね!ご苦労様です!」ピョンピョン

あ、すっごく喜んでる

飛び跳ねてる… 可愛い

小人「ささっ。A殿盛り付けましょう!」

貴『はーい!』

ロンガ ノソノソ「出来たのか?」

ロンガさんがこっちにやって来た

貴『はい!お待たせしました!』

ガチャガチャと食器をちゃぶ台に並べる

あ、もちろん小人さんの分も

小人「…?この小さいのは?」

貴『?小人さんの』

小人ビックリ

あれ?凄くびっくりしてる

ロンガ「仕儀に食事とはな

…面白い。頂いておけ」

小人「で、ですが…」

あら?上げたらダメなのかな?

ロンガ「普通はありえないな」

貴『エスパーかよ』

ロンガ「声にでてる」

貴 ビックリ ロンガ 呆れ

小人さんがオロオロとしている

…可愛い

じゃなくって!!

貴『もう作っちゃったし食べてほしいな

…ダメなの?』

小人さん「うっ。分かりました頂きます」

ふっ。私の勝ちだ←

貴『それでは、頂きます』

ロンガ「?頂く」

小人「?頂きます」

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なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます!!(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします!! (2018年5月6日 12時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい! (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!行間ですね…!もう少し開けてみます!ありがとうございます! (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします! (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2017年1月21日 23時

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