22話 ページ22
ガチャ
入ってみると実に普通の部屋だった
氷のように透明な屋敷だったため何でもかんでも透けていたらどうしようかと思っていた
貴『…(ドアを開けてびっくり。木造だ)』
透明なドアとは裏腹に落ち着いた木造建築の部屋が広がっていた。
決して広い…訳では無いが
よくよく歩いてみるとトイレもシャワーもあり
リビングはなんと畳である
貴『(日本人には嬉しい部屋だな)』
もしかしたら、ダルさんのお陰かもしれないので心の中でお礼を言っておいた
心の中で
入口の横には靴を入れておく棚
もう少し行くと左側にトイレ
その奥に襖、開けるとリビング
右の壁には押し入れ
上の段に布団
下の段は自由に使えるフリースペースらしい
貴『(旅館みたい)』
その奥にはカーペットと右側に一人用ベッド
左側にテレビとテーブル、椅子
ベッドの横側が通路になっておりそのおくになんと左側にキッチン 右側にお風呂が
貴『(いや、やっぱり広いや)』
残念な点を言うとお風呂はシャワーだけで
洗面器台が隣にあるぐらいだろう
貴『(意外とキッチンスペース広めだし、冷蔵庫と電子レンジもある)』
早く買い出しをして何か作ってみたいなぁと思いながら、少し胸を膨らませるAなのであった
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――
貴『ここに来てお茶でまったりできるとは』ズズッ
キッチンのお皿いれであろう棚になんと緑茶の束が
賞味期限が分からないので少々不安ではあったが
保存状態もよく、匂いを嗅いでも大丈夫そうだったので拝借することにした
お鍋を洗い、水お沸かす
ポットも洗って茶葉を入れる
貴『(いい匂い)』
押し入れを探るとこれまたいい感じのちゃぶ台が
コップは紙コップしかなかったが今は仕方がない
作りたての温かいお茶をいれ
ほっとしているところであった
貴『(本当に美味しい。)』
これを買ってきた人は相当目利きがいいなとおばさんみたいな事を思いながら
これからどうしようかとゆっくりと考えていた
貴『(本当に美味しいなぁ)』ズズッ
しみじみ
コンコン
?「Aちゃーん?いるー?」
お客様がきたみたい
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます!!(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします!! (2018年5月6日 12時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい! (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!行間ですね…!もう少し開けてみます!ありがとうございます! (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします! (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なこむペッパー | 作成日時:2017年1月21日 23時