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5th,sin 古明地こいしの戦績 ページ5

「水槍『アクアグレイヴ』」

「風刃『霞斬り』!!」

水を纏ったパルスィの槍と、風を纏ったこいしの短剣が火花を散らす。その時、かなり遠くから別の金属音が鳴り響いた

「!誰か来たのね…」

「味方…?うん、多分早苗辺りが来たんだ」

僅かな魔力から早苗だと推測したこいし。因みに今の音は早苗の槍と敵の鎧がぶつかった音だ

「そうだとすると面倒ね…2vs1になる前に、さっさと片付けよっと」

「っ!させるか!」

短剣と槍が、何度目かの激突をする。二人は共に1歩も譲らない

「…妬ましいわね。あんた」

「え?」

その時、パルスィが呟いた一言に、こいしは反応した。それを気にせずパルスィは続ける

「勇者と言われるモンスターの力…妬ましい位に魅力的で、とても格好いい…でも、あんたはどうかしら?」

「…どういう事?」

「それ程の力を持っておきながら、果たして、あんただけで、どれ程の強敵を倒せた?」

「え…!?」

こいしは言葉に詰まる。こいしの今までの戦い、単騎で勝ったのは魔神騎士ネイドだけ。牛魔王との戦いの時にはフランがいて、大魔神ジンと魔神グノームとの戦いも霊夢が来なければ負けていた。こいしは、1人ではあまり戦績が良くなかったのだ

「分かったでしょ…あんたは、1人じゃなにも出来ないのよ!!」

「そ、それ、は…」

認めたく無くても、認めるしか無いその事実。項垂れるこいしに、パルスィは追い討ちを掛けた

「分かったら…さっさと消えなさい!海滅『マリングレネイド』!!!!」

「っ…きゃあぁぁぁぁぁ!?」

パルスィの放った津波に呑み込まれたこいしは、地霊殿の壁に激突し、我符が解除されたまま、気を失ってしまった

6th,sin 守るべき者→←4th,sin 力を持つ者と持たぬ者



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我界戦士コウキ(プロフ) - ハロウィンPさん» 後々出るので、待っていてください (2016年6月23日 17時) (レス) id: d6b14aeea0 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ルーミアの我符version出して下さい! (2016年6月23日 16時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - サタン化け物かよ…!? ビリー『考えたアホはどいつだ。』 …俺です。 (2016年6月22日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ああ、考えてみると洒落にならんことになりそうだ…(paradise lostのルシファーとドゥン!!!!!のサタンだから) (2016年6月21日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - 我界戦士コウキさん» いいですねそれ! (2016年6月20日 17時) (レス) id: cb42e83a82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:我界戦士コウキ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年5月18日 7時

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