36th,sin 紡ぎし矛盾 ページ37
「っ…」
「このままじゃ…」
サタンの桁外れの強さに霊夢と魔理沙は珍しく弱音を吐いた。そのまま後ろに下がる二人。すると…
「っ…霊夢さん」
「さ、早苗…大丈夫じゃなさそうね…」
霊夢の背中に早苗の背中がぶつかった。隣を見れば、魔理沙と咲夜も背中合わせになっている…完全に追い詰められたようだ
「おお?遂に追い詰めたな」
「やはり、我符所有者というのも大した事はないですね」
「くっ…」
サタンとルシファーの言葉に歯ぎしりをする咲夜。実際、相手になっていないのは確かだった
「さて、そろそろトドメか?」
「もうあなた達に希望はありません。大人しく消えてください!」
2体の悪魔はそれぞれ剣を四人に振り下ろそうとする。その時
「…聖護『聖騎士の決意』!!」
「「な!?」」
霊夢が普段異常に巨大な壁を精製、ルシファーとサタンの攻撃を受け止める
「水刃『アクアウェイブ』!!」
「ぬぉ!?」
「何っ!?」
更に魔理沙が水の衝撃波を放ち、先程の『アイスウェイブ』に比べ格段に威力が上がっていた為か、2体は初めてダメージを受けた
「バカな…急にパワーが上がっただと!?」
「それだけではありません!まるで…魔力その物が急上昇したようです!」
サタンとルシファーは当然驚く。当の霊夢や魔理沙は
「全く…出来ればもう少し隠していたかったけど…」
「仕方がないだろ。使わなきゃ負けるぜ?」
そう会話を交わす。見ると、魔理沙の右目が黒く、霊夢も左目が白く染まっていた。魔理沙はアスモデウス戦でも使った『despair』を、一方の霊夢はそれと対なす魔力、『hope』を発動したのだ
「言ったわよね?『もう希望はない』って。だったら…私達が希望になるだけよ!!」
「さあ…今度は、お前らに絶望を見せてやるぜ!!」
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我界戦士コウキ(プロフ) - ハロウィンPさん» 後々出るので、待っていてください (2016年6月23日 17時) (レス) id: d6b14aeea0 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ルーミアの我符version出して下さい! (2016年6月23日 16時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - サタン化け物かよ…!? ビリー『考えたアホはどいつだ。』 …俺です。 (2016年6月22日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ああ、考えてみると洒落にならんことになりそうだ…(paradise lostのルシファーとドゥン!!!!!のサタンだから) (2016年6月21日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - 我界戦士コウキさん» いいですねそれ! (2016年6月20日 17時) (レス) id: cb42e83a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:我界戦士コウキ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月18日 7時