30th,sin 恐怖の再来 ページ30
「た、大罪の悪魔…!」
「ええ。七つの大罪を司る7体の悪魔。その1人よ」
妹紅に追加で自己紹介をしたベルフェゴール。妹紅は疑問符を浮かべながらも、本能的にまずいと思ったのか、我符を取り出した
「お前の事は正直分からないが…ヤバそうだからぶっ潰す!我符『バーン』!!」
我符を使い、妹紅は火炎の勇者に変わる。出現した剣をベルフェゴールに向けた
「フフッ。やる気?」
「当たり前だ!てやっ!!」
ベルフェゴールの挑発に乗った(?)妹紅は、彼女に向けて剣を振った。ベルフェゴールは器用に避ける
「危ないなぁ!『ダーク』!!」
「させるか!火符『ファイア』!!」
ベルフェゴールは闇の魔法弾を放ち、それに対抗して妹紅も火の魔法弾を出した。魔法弾は相殺し合う
「むう…(こうなったらこの手を使うしかないかぁ…あいつにうまく隙が作れればいいけど)」
「喰らえ!火剣『フレイムソードZ』!!」
「うわっ!」
ベルフェゴールは戦いの途中であるにも関わらず考え事をするが、それを気にせず妹紅は炎を纏わせた剣をベルフェゴールに振る。突然の事に驚きながらも、辛うじて避けた
「…そうだ!これならどう?『ロートオブスピリット』!!!!」
「な…?何も起きてない?」
「それはどうかしら…じゃあね♪」
ベルフェゴールは何らかの技を発動したが、妹紅の身体に何の変化もなくきょとんとした。それを見るなりベルフェゴールは逃げ出した
「な、ま、て!?」
追い掛けようとした妹紅。ところが、自分の思っていたよりスピードが大幅に下がっていて、それに驚いた
(ま、まさか、さっきの技のせいか!?て言うか、あの方向は…鈴仙が!)
「フフッ、見〜付けた!」
「ふぇ!?」
現在オレカモンスター恐怖症(?)の鈴仙の前に、先程妹紅を振り切って来たベルフェゴールが現れた。鈴仙は拍子抜けた声を出す
「オ、オレカ…モンスター…」
「あら?随分と怖がってるわね?こんなに可愛いのに」
ベルフェゴール、お前の罪は『傲慢』ではなく『怠惰』だろう(by作者)
鈴仙はベルフェゴールを見て後退りする。ベルフェゴールはそれに合わせるように前に出た
31st,sin 迅雷のdragonhuman→←29th,sin 怠惰なる者
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我界戦士コウキ(プロフ) - ハロウィンPさん» 後々出るので、待っていてください (2016年6月23日 17時) (レス) id: d6b14aeea0 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ルーミアの我符version出して下さい! (2016年6月23日 16時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - サタン化け物かよ…!? ビリー『考えたアホはどいつだ。』 …俺です。 (2016年6月22日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ああ、考えてみると洒落にならんことになりそうだ…(paradise lostのルシファーとドゥン!!!!!のサタンだから) (2016年6月21日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - 我界戦士コウキさん» いいですねそれ! (2016年6月20日 17時) (レス) id: cb42e83a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:我界戦士コウキ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月18日 7時