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2nd,sin 灼熱地獄跡に潜む者 ページ2

―守矢神社―

「早苗、ちょっといいかい?」

「神奈子様?」

神社の掃除中だった早苗は、神奈子に呼び出された。不思議に感じながら神奈子の元に向かう

「どうしたのですか?」

「少し、地底について気になる事があるんだ」

「?」

神奈子は地底の灼熱地獄跡の熱を利用した、『間欠泉地下センター』に関わっている。その為、地底に行くことも多々ある。地底の話を出しても可笑しくはなかった

「あそこの熱量が桁外れに上がっているんだ。それで、何かあったのかと思ってな」

「そうですか…」

そう言う早苗だが、地霊殿に住むこいしからそんな話を聞いた覚えが無い為、疑問に思った

「…分かりました。調査すればいいんですね」

「そう言う事だ。頼むぞ」

「はい!」

疑問を一旦消し、早苗は地底へ向かった

「…私に、戦う力があればな…」

早苗を見届けてから、神奈子はそう呟いた



―地底・灼熱地獄跡―

「…」

その灼熱地獄跡に、1つの人影があった。それは、あの灰色のフードを被った青年だった

(…その内来るのを待つしかないか)

そう心で思った青年は、おもむろにフードを取った。その直後に灰色の兜を付け、青年はそこで来るべき時を待ち始めた



―暗闇の風穴―

「…何で地底ってよくモンスターが現れるんでしょうかね?」

『そんな事聞かれたって、俺は分かんないぞ』

早苗は風穴を降りながら、我符状態のレオンと会話していた。何かと地底はよく戦いの場になる事を不思議に思う早苗をレオンは一蹴する

「うーん…まあ、そんな事考えても仕方ないですし、取り敢えず、目の前の事をどうにかしましょうか」

『…だな』

その時、早苗の前方に大量のモンスターが現れた。早苗は一度止まり、我符を構える

(…ん?あれって『レヴィア』だよな。何でこんな所に)

レオンはその時、場違いなモンスターがいる事に気付き、心の中で疑問符を浮かべる。だが、早苗が我符を発動させようとしていた為、一度その事について考えるのを止めた

「さあ、行きますよ!我符『レオン』!!」

我符を使い、伝説の竜騎士となった早苗は、大軍に突っ込んだ

3rd,sin 罪深きjealousy→←1st,sin 大罪の悪魔



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我界戦士コウキ(プロフ) - ハロウィンPさん» 後々出るので、待っていてください (2016年6月23日 17時) (レス) id: d6b14aeea0 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ルーミアの我符version出して下さい! (2016年6月23日 16時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - サタン化け物かよ…!? ビリー『考えたアホはどいつだ。』 …俺です。 (2016年6月22日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ああ、考えてみると洒落にならんことになりそうだ…(paradise lostのルシファーとドゥン!!!!!のサタンだから) (2016年6月21日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - 我界戦士コウキさん» いいですねそれ! (2016年6月20日 17時) (レス) id: cb42e83a82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:我界戦士コウキ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年5月18日 7時

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