【小説】能力者が通う学園第二章【募集企画】 (ページ6)

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第56話「難しい」きししんページ6

藍side

修学旅行といったら団体行動がつきもの

こんな性格なんで団体行動がまぁ苦手

このクラスに苦手そうな人は………

いそうだけど実際分からない

そして彪我がまた何かぶつぶつ言っていた

「っ絶対能力聞き出してあんなでしゃばってる奴となんか一緒に行きたくないって思うよな……
それに京都と奈良は言ったことがないから万が一の為に歩いておきたいし……
とにかく絶対嫌われてるよな……
ｯｯどうすりゃいいんだよ……………」

「彪我。」

彪我は驚いた顔をして自分の顔を見てきた

「っ藍か！どっどした？」

「自分以外の人とあんな喋ったの初めてだからってそんなぶつぶつ一人で言ってたら病んでるって思われます。

それこそ皆離れていきますっな？」

「っほんとに分からないんだよ…………

えっと…その…………あぁ日本語ｫ…………」←

「………んー、自分はお話するの楽しいんで夢子さんとか。ちょっと関わってみよーかなと。
詩織…さん？とかも面白そう。
二人とも可愛いし。」

「……女好きだな」

「いや？面白そうと思ったんです。

男は……皆イケメン揃いで能力も面白そうだし、あｧ、桐斗くんの能力かかってみたいなｧ」←

「………………お前はどこの爺さんだよ」

「ま、のんびり探しましょ。」

「……………………」

藍の頭の上に小さな曇ができた

彪我は伏せたまんまだ

「………………雪、ですか」

「雪だけ、力にセーブできるようになって
災害レベルまでいかなくなったんだ

(ｶﾞﾀﾝｯ)

………………っうし！」

「おわっ」

「嫌われ覚悟でまたでしゃばろうっ！
こういう奴が一人ぐらいいたほうがいいだろ！」

「そーゆーこと言うからひかれるんじゃないんですか」←

「あああああ難しい…………」

男と仲良くなりたいのが本音だけど

ここにいる男は頭が固そうなやつばっかだしなぁ

皆揃いに揃ってイケメンだからみてて絵になるからいいんですけどね←