【小説】能力者が通う学園 第二章【募集企画】

第55話｢甘い物｣ 空白 ページ5

一番最初の行事は修学旅行だそうだ。




この時期で修学旅行…？




と疑問に思う所もあるが
その辺はどうでもいい、









修学旅行…京都と奈良か…







親の了承は置いておくとして






生八ツ橋…抹茶…





京都といえば和菓子が有名だが





甘い物は別に嫌いじゃない。








この見た目では食べないように見られるが
断じて嫌いなわけじゃない。









一人で甘い物巡り…んん"っ…

甘味屋をパトロールしよう…









クラスの奴らは回る相手を探している
みたいだが…







もちろん俺は回る相手なんかいる訳ない。








別に一人でもいいと思い始める今日この頃。








一人の方が楽だし……







ただ2日くらいをこいつらと過ごすとなると






個性が強すぎて頭痛がするが…まぁ






生八ツ橋に免じて許す。









……帰りに京都甘い物巡りの
パンフレット買って帰ろう…




そう思うと少し表情が緩んだ。









魅惑女は誰と回るのか





…別にどうでもいいけど



そんな考えが浮かんだ事はあいつらには
秘密にしておこう。

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