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第61話「嫌い」 空白 ページ11

母さんに連絡しねぇと…






本当めんどくせぇ…



そう考えながら教室を出て廊下の隅で
携帯を開き



三件しかない電話帳から母さんのボタンを押す。

母さんは基本暇なので一コール目で出る。


暇人働け((





「あ、颯斗くん?どうしたの?」




出た。クソババア…((







「ん…あぁ俺です。
新しい学園の話なんですけど…」



親に対しても敬語って馬鹿みてえだと想う


まぁそうしねぇと家に帰ったら


殴られるんだけどな




「どうかしら!?颯斗くんに合ってるでしょう?
あそこの方達の中の親御さんは本当に
いい人達なのよ!…だから颯斗くんも
仲良くしなさい。もし反抗したりしたら
分かってるよね?」








んな事分かってるっつーのクソが…
母さんは俺を使って自分の立場が
上がればいいと考えている。






つまり俺は金持ちと仲良くするために
利用されてるってわけだ。




「…分かってます…あの、
修学旅行、あるんですけど…
行ってもいいですか…?」






「修学旅行?行かなくてもいいわよそんなもの。
行く必要ないわ」





チッ…それくらいいいだろ…
こういう所だけケチくさいんだよな…






「でも…」




「行かなくていいと言っています。
お母さんのいうことが聞けないの?」




仕方ない…最終兵器を使うか…





「いえ…ですがそれに行くことによって
俺がクラスのヤツらと仲良くなる事によって
母さんの立場が変わると思われます」





「あら?そうね!颯斗くん賢いわね!
そうしましょう!だけど話す必要がない子には
話しかけちゃダメよ?貧乏が移るわ」





ほらな、チョロいだろ…





「…了解しました。」



全ては甘い物の為にって所か。




電話が終わりふぅっと息を着くと
いきなり後ろから声がかかる





「あの、一緒に回りませんか…?」





びっくりした…こいつは……






誰だっけか…覚えてねぇな…







チッ…自己紹介も盗っておけばよかった…







つーか、今の話聞かれてた…?

第62話「行動」 繭→←第60話「興奮」わいんれっど



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八月 葉月(プロフ) - 大丈夫です。 (2018年3月19日 17時) (レス) id: a11822cf5a (このIDを非表示/違反報告)
花梨(プロフ) - 八月葉月さん» 一番最後に更新したの私なので二回連続はダメかと思って…すみません (2018年3月17日 11時) (レス) id: 0d633d3490 (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - みなさま、いつかかれるんですか? (2018年3月16日 22時) (レス) id: ffe42a2329 (このIDを非表示/違反報告)
花梨(プロフ) - 終わりました!あと、だれかこの2人を班に誘ってあげてください… (2017年12月22日 22時) (レス) id: 0db5295b34 (このIDを非表示/違反報告)
花梨(プロフ) - 更新します (2017年12月22日 22時) (レス) id: 0db5295b34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:哥欲祟 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2017年11月19日 19時

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