【募集企画】おいでませ、幻想戦争【募集中】

世界観 ページ1

舞台は現代です。


・幻想図書館
この世に生まれたありとあらゆる創作が「本」という形で保存される図書館。その「本」はそれぞれ「原典」と呼ばれる。
場所としては「どこにでもあるし、どこにもない場所」と説明される。人間は普通入れないが、クローゼットを開けたり知らない道に入ったり、目眩で景色が見えなくなったりすると、うっかり迷い込んでしまうこともある。
幻想人物達は、夕方以降にそれぞれ幻の栞をどこでもいいので扉にかざすと、その扉の向こうが幻想図書館となる。

＊「原典」
幻想図書館に保存されている本達。これが無くなればその物語は消失し、書き換えれば物語は変わる。書き換えられるのは作者のみ。ネット上のものや誰かがノートに走り書きしたもの、USBメモリに保存して放置してあるものや頭の中で繰り広げられる妄想等、その範囲は限りなく広い。
耐火性、耐水性があり普通の本に比べてはるかに破損しにくい。が、もちろん過度の衝撃や長時間の焼却には耐えられない。噂によれば一晩焼き続ければ灰になるらしい。
「原典」が燃やされると、その物語はこの世界上の全ての人の記憶から消える。また、その物語から生まれでた幻想人物達も皆跡形もなく消える。

＊幻想組織
幻想図書館にまつわる組織。現時点では3種。

･オイディプス
自分の物語が嫌い、自分の|親《作者》に対して嫌悪感がある等の理由から、原典の破壊並びにその原典を作り出した作者の殺害を目論む集団。

･ヤドリギ
自分の物語に納得がいかない、何としてでも自分の物語に形を与えられたい、終わりが欲しい──等の理由から、原典の改変や作者を誘拐しての自分の思う通りの執筆などを要求する集団。

･ガーネット騎士団
自分の物語に納得していたり、作者に個人的に好感を持っていたりする者たちが所属する集団。原典をヤドリギやオイディプスから守る等、幻想図書館や物語の世界の治安維持に努める。

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