すーぱーせかいくん ページ37
.
.
FNTが世間に発表される前、世界は自身のプロデュースグッズの事で迷っていた。
そんな世界は今日も、リハーサルの休憩時間を割いて黙々とプロデュースグッズを何にするか考えていた。
「世界さーん、何してるんですか？」
各々好きなように休憩をしていた中、世界が真剣に机に向かい合っていた姿を見たAが世界に声をかけた。
世「メンプロがねー、決まらないんだよね。」
「そういえば世界さんだけまだでしたね。」
世「そうそう。Aは何にしたんだっけ？」
「私はサコッシュです！」
世「あー、デザイン見せてもらった気がする。」
「そうですそうです。」
「……そう言えば！さっきまた助けて頂いてありがとうございました。」
世「いーのいーの。もう慣れた。」
先程のリハーサル時、Aは足をもつれさせてステージから落ちそうになった。
近くで踊っていた世界がすぐさまAの腰を持ち身体を支えたので、Aは怪我をせずに済んだのであった。
Aは今までにも何度か危なっかしい面が多々あり、その度に他のメンバーや世界に助けて貰っていた。
「さっきスタッフさんに世界さんが助けてくれてなかったら大怪我してたかもねって言われました。」
世「でしょうね！？ほんと危なっかしいから気をつけてよ？」
「でも世界さんが助けてくれるんですよね？」
世「そりゃーまあ助けるけど。」
「へへへ、ありがとうございます。」
世「手のかかる子だわ……」
「…世界さんは私のスーパーヒーローですね。」
世「……え。」
「私がピンチの時に助けてくれるスーパーヒーロー。」
世「……なんじゃそりゃ。」
「そのまんまの意味ですー。
ってことで、デザイン案頑張ってくださいね。」
Aはその後楽しみにしてます、とだけ言い残し別所で休憩しているメンバーの元へ向かった。
世「スーパーヒーロー……」
世界はAが去り何かを考えた後、あれほど進まなかった手を勢いよく動かし始めた。
.
.
.
後日
颯「世界さん結局メンプロ何にしたんですか？」
世「んー、これ。」
颯「……スーパーセカイクン？」
勇「……世界さんこんなキャラでしたっけ？」
世「いいだろ別に！！！」
そんな感じで、世界のメンプロの成り行きはAの言葉が原点だったとか。
.
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1024人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
asuuuu(プロフ) - まこのてさん» コメントありがとうございます(^ ^)！ぜひ書かせていただきます〜！ (2020年4月29日 13時) (
レス) id: addce251f3 (このIDを非表示/違反報告)
まこのて(プロフ) - いつも楽しみにさせて貰ってます！颯太くんとのお泊まりとかゆるーい感じのお話も見てみたいです！ (2020年4月28日 22時) (レス) id: 534ca44abf (このIDを非表示/違反報告)
asuuuu(プロフ) - すいさん» コメントありがとうございます！！世界さん！！ぜひ書かせて頂きます〜！！ (2020年4月18日 1時) (レス) id: addce251f3 (このIDを非表示/違反報告)
asuuuu(プロフ) - わわわさん» コメントありがとうございます！JrEXILEいいですね〜！！ぜひ書かせて頂きます！！(^ ^) (2020年4月18日 1時) (レス) id: addce251f3 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 初めましてこんにちは！世界さんとのゆったりまったりな時間も見てみたいです！ (2020年4月17日 14時) (レス) id: 3a0286c876 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：asu | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yuune09
作成日時：2020年4月9日 21時
