君は僕の天使 (ページ3)

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“えっ、シェアハウス？”

事務所に急遽呼ばれた
Snow Manメンバー。

何事かと滝沢くんの言葉を聞けば。

滝『君たちの絆をもっと深めるために
シェアハウスで生活してもらおうと思う。
ただし…ラウールは未成年だから、
当面は8人でね』

ラ『え〜っ、シェアハウスなんて楽しそー。
俺も一緒に生活したいですぅ』

滝『…笑。ラウ、遊びに来るのは許可するから』

ラ『やったー』

絆を深めるために、シェアハウス？

突拍子もない話に驚きを隠せなかったけど
それでも滝沢くんの命令は絶対で。

一週間後には、指定された
シェアハウスへ引っ越すこととなった。

“紹介しとくね”

滝沢くんが一人の女性を連れて来た。

滝『管理人兼、食事や身の回りのお世話を
してくれる、雪乃Aさん。
俺の知人の娘さんだ』

“雪乃Aです。よろしくお願いします”

深々と頭を下げて挨拶をするその女性は、
名前のように白い肌で儚げな雰囲気の美人
だった。

ふと周りを見ると、他のメンバーも
彼女にくぎづけになっている。

てか、男8人の中に女1人住まわせて
大丈夫なのか、滝沢くん。

俺の心の声が聞こえたのか
滝沢くんがニヤッと笑って雪乃さんに
耳打ちする。

滝『Aちゃん、こいつら大丈夫だと
思うけど、何かあったら俺に必ず言うんだよ
いいね？』

「はい」

滝『じゃあ、よろしく頼むよ』