君は僕の天使 (ページ20)

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daisuke side

『ただいまぁ〜！』

単独の仕事が終わって、
みんなより一足先に帰宅した俺。

…だったけど。

…そうじゃなかったみたい。

リビングで突っ伏した康二と…
Aちゃん。

最近、暗い顔をしてることが多くなった康二。

何となく入るのを躊躇って
様子を伺う。

.

向『俺…、ついていけてるんかな…
…Snow Manでホンマにええんやろか…』

.

康二…

俺はお前が、人一倍努力している姿を
知ってるよ。

Snow Manに入ってくれてありがとう、って
思ってる……、だて様じゃないけど。

だから、そんな顔しなくていいんだよ、康二…

.

ふと見れば、
Aちゃんにバックハグしてる。

.

　

…ん？

バックハグ？？

　
　

『…えっ！？…ちょ、ま……！』

慌ててリビングに飛び込もうとしたけど。

“…っ、”

誰かに肩を止められて振り向く。

『照…？』

岩『…今は、そっとしといてやろうぜ』

.

『…う、うん…』

そうだな…

康二のあの顔を見たら、
邪魔なんてできないや。

　

.

…泣き虫康二。

『…しょうがねぇ…今日は許してやる…』

って、何様だよ俺…？