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プロローグ ページ1
いつも通り、敵を倒して、事務所から家に帰ってる途中だった
橋の上を歩いていると、女が手すりの上に腰掛けてタバコを吸っていた
バカか？
橋の下は車通りも多くて、落ちたら死ぬことは目に見えている
ヒーローという仕事上、注意くらいしねぇと
そう思った
爆豪「おい」
そう声をかけると、女は気だるげに俺の方を向いた
その瞬間を俺は忘れられないだろう
気だるげながらも、整った顔
風になびく綺麗な長い髪
こっちを見てタバコの煙を吐き出しながら、女は呟く
あ「爆心地だ」
あぁ、これが一目惚れか
そんな馬鹿みたいな話を信じた事が無かった俺が、何故かこの一瞬に妙に納得したのを覚えてる
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作者名：空
| 作成日時：2022年11月22日 6時
