私は私 ページ17
家入「……私はちょっと用があるから出るわ」
あ「え！？じゃ、じゃあ私も行こーかなぁ」
そう言いながら硝子の後を着いていくと、悟に腕を掴まれた
はーい、詰んだ……詰みました
五条「ちょっと話そうか？」
ニコニコと威圧感しかない笑顔でそう言われた私……
なーんで気配で気づかなかったかなぁ！
私バカなの！？
あ「はーい……」
私はそう返事するしかなかった
･
あ「で？なんでこんなとこ来てんの？」
連れてこられたのは高級フレンチレストラン
よく来てるのか、待遇がめちゃくちゃいい
……女と来てたなこいつ
十中八九そうだろ
絶対店の人に、「この人毎回違う女性連れてんなぁ」って思われてるよ！！
私もその大勢の1人にカウントされちゃうじゃん！やだ！
五条「まぁ、夕食時だったしちょうどいいかなぁって。それに、店内だったら暴れないでしょ？」
あ「まるで私が悟といると暴れるみたいな言い方すんのやめてくんない？……それで？何を話すの？」
ホントムカつくなこいつ
そう思いながら、さっさと話そうと本題に入らせる
五条「僕さ……GLGだからモテるんだよね」
あ「帰るわ」
そう言うと、待て待て待てと宥める悟
五条「これはまだ導入部分だから！最後まで聞いて！！｣
あ「導入がナルシ発言ってなに？もう面倒だから本題入ってよ」
ナルシ発言も悟の場合ただの事実になってしまうのがどうしようもなく悔しい
ホント、地団駄踏みたいくらいには悔しい
五条「だからさ、僕女の子には全く困らないんだよね。困るどころか溢れすぎてキャパオーバーみたいな感じ。だから、女の子には全く特別な感情持たなかったし、ただの処理だったんだけど……そんな中でも高専の生徒も同期も先輩も後輩も……その範囲内なら大切だと思えたんだ。もちろんAもね。むしろ……Aは本当に心の底から大切。僕の命を差し出せるくらいには」
そこで話を切って、私を見つめる悟
何が言いたいの
あ「なに？私や高専にいる女の子たちは大切だけど、それ以外の女の子は大切じゃない。だから、許してくれ？そう言いたいわけ？心は無いから安心しろ？そういうこと？」
五条「……まぁ、そんなとこ」
……ホント救いようのないクズだな
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) @page41 id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
瑞瘡紅千樹 - わぁ……何故だか目から水が………自分って泣き虫なんですね← 結果的に夢主ちゃん死んじゃいまいしたけど、いいお話でした！これからも応援しています！ (9月5日 7時) (レス) @page40 id: 683952a146 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 空さん、この小説はハッピーエンドですか？ (2021年6月22日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
(o´･ω･`o)(プロフ) - 空さん» マジですか！？じゃあよっしゃー！！もしも五条さんとの子供が出来たら真っ先に駆けつけて欲しい(笑) (2021年5月21日 20時) (レス) id: 1f4799768f (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - (o´･ω･`o)さん» 分かりますw私も書いてて、あれ？五条さんよりお兄さんの方が……みたいなこと思いましたwお兄さんとの関係は良好ですので安心してくださいw (2021年5月21日 20時) (レス) id: 8f9f2425a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空
x他1人 | 作成日時：2021年1月27日 20時
