老いない美女幹部【中原中也】season２

五十六滴目ー月詠ｓｉｄｅー ページ12

時刻は五時＿。

私は集合場所に来た。

正直、驚いた。


(全員、居るんじゃないか？)


月詠「お、早いですね」

神原「あ、お早いのですね」

月詠「いやいや、皆さんの方が早いですよ」


すると、この部屋の扉が開いた。


？「あっ、す、すみません!!」


目が合った瞬間物凄く顔を青ざめられ、めっちゃビクビクされた。

９０度位のお辞儀をされた。

(おいおい…)


月詠「…まず、何に謝ってるの？」


出来るだけ優しい声で話しかけた。


？「か、幹部様よりっ、遅く、来てしまったことです」


(幹部様って何だよ…もう、呆れちゃうわ)

ついには、その人は泣きだしてしまった。


月詠「えぇ!?わ、私のせい…？い、いや私しかいねぇか…」


私はその人を抱きしめた。


？「!?」

月詠「貴方は、高華海荷さん…ですよね？」

高華「はっ、はい…」

月詠「ははは、楽にしていいですよ…今日、どうしますか？もし、行きたくないのであれば、ここにいても構いませんから」


何て、平然な顔をしているように周りからは見えるだろうが、

内心、パニック状態だ。









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(私って、泣かれるぐらい




顔、怖かったっけ…)









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