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そんなある日の夜、廉くんからの着信。
〈 あ、俺やけど 〉
〈 どうした？ 〉
〈 今から会えへん？ 〉
〈 今からって今から？！ 〉
〈 おん、下おんねんけど 〉
〈 え、うそ？！ 〉
〈 ほんま 〉
深夜０時を回っていた。急いで外へ出るとほんとにいた。
何してるのよ、まったく。もうスッピンだよ。
フード付きのパーカーを目だけが出るようにかぶった。
「よお」
「なに、どしたの」
「会いたなって来てもーた」
「もう０時なんですけど」
「どうせ彼氏いないんやから暇やろ」
「うるさいなあ」
「顔見してみ？」
「やだ！なんで！」
「可愛えから大丈夫やって！」
「ちょ、ねえ！」
かぶっていたフードを脱がされてスッピンとご対面。
最悪だこの男。なにしてくれてんだ、ほんとに。
「おいこら永瀬」
「はは、永瀬呼び懐かしい〜」
「最低」
「可愛え可愛え」
「笑うなー！」
バシバシ叩いていたら誰かがこちらに歩いてくるのが見えた。 まさかとは思ったけど、そのまさか。何ヶ月振りかに見る姿は髪色が少しだけ変わっていた。
…………なんで、このタイミングなの？
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こころ(プロフ) - もう泣いちゃいます…すれ違ってばっかりで苦しいです…主人公と紫耀くんがハッピーエンドになりますように。いつも素敵なお話ありがとうございます！Twitterの方でも毎日更新あるか通知いれてるのに見に行っちゃいます…大好きです！ (2021年2月24日 21時) (
レス) id: f2c5e943bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詠夢
| 作成日時：2021年2月23日 14時
