40.おかえり ページ40
ｷﾞｨｨ
いきなり開いた大広間の扉に視線が集まる
「遅れてすまねぇ
お姫様のお迎えに行ってたんだ」
そう言い、ハグリッドが後ろを向く
『何でこんなに注目を浴びるのよ…』
そこにいたのは眉を顰めているクロウだった
ﾜｧｧｧ‼︎
大広間は再度大歓声に包まれた―
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
ｷﾞｭｯ
『わっ…ルーナ？ジニー？』
「クロウいなくなっちゃうかと思った…」
「ごめんなさい、クロウ…」
ルーナとジニーが駆け寄って来て抱き着いて来たのだ
『心配かけたわね…ごめんなさい、ルーナ
もう大丈夫よ！元気だもの！
それと、ジニー。貴女は何も悪くないわ
体調は…元気そうね、何よりだわ』
そう言い、2人を自分から離し、頭を撫でるクロウ
すると、もう1人駆け寄って来て抱き締められる
『おっと、今度はハーマイオニーね？』
「ふふっ嬉しくって」
『私もハーマイオニーが戻って来てくれて嬉しいわ』
ハーマイオニーの頭も撫でるクロウ
「クロウ、目が覚めて良かった！」
『えぇ、お陰様で』
ハリーも喜んでいる
『それじゃあ私はこれで
そろそろ、ハグリッドを主役にしてあげて』
そう言いみんなの前にハグリッドを出すと
スリザリンのテーブルへと走って行ってしまった
一方、スリザリンのテーブル―
「クロウ人気者だね〜」
「あら、こっちへ来るわ」
アミーとパンジーがクロウに群がる人々を見て苦笑していた
『ドラコー』
クロウはその中から
やっと出て来れたと思いきやその名を呼ぶ
「ほら、お呼びだぞドラコ」
セオドールがﾆﾔｯと笑いながらドラコを小突く
「…行ってくる」
ドラコは席を立ち上がり、通路に立つ
すると、クロウはドラコを見つけたのか
嬉しそうに駆け寄ってくる
ﾀﾀｯ
ｷﾞｭｯ
「⁉︎」
クロウが抱き着いて来て、目を丸くするドラコ
『ドラコ、ただいま！』
抱き着いたまま満面の笑みで言うクロウ
「ｯ…‼︎おかえり、クロウ」
近いｯ…と顔を赤らめるドラコ
「クロウ、おかえり」「おかえりー！」
『ただいま』
パンジーとアミーに呼ばれ、
ドラコから離れてそちら行くクロウ
「久しぶりのクロウはどうだった？」
「うるさいぞ、セオドール」
顔の熱がまだ冷めないドラコを見て
セオドールはニヤニヤと楽しそうにしていた
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
