32.秘密の部屋�� ページ32
「それ以来、ダンブルドアは僕を監視する様になってね
だから、在学中に秘密の部屋を開けるのは
危険だと思い、日記に託す事にした
16歳の自分を日記に保存し、いつの日か
サラザール・スリザリンの崇高な仕事を
成し遂げようと考えたのだ」
「成し遂げてないじゃないか
あと数時間経てばマンドレイク薬が出来上がる
石にされた人達はみんな元に戻るんだ」
「言ってなかったかな
穢れた血を殺す事など、もう、どうでも良い
ここ数ヶ月、僕の狙いは君と彼女だった」
そう言い、クロウへと視線を移す
「これといって特別な魔力も持たない赤ん坊が
どうやって偉大なる魔法使いを破る事が出来たんだ
何故、その傷だけで逃れる事が出来た
ヴォルデモートの力は打ち砕かれたのに…‼︎」
「何故そんなに気にするんだ
ヴォルデモートは君より後の人だろう？」
「ヴォルデモートは
僕の過去であり、現在であり、未来なのだ」
そう言いトムは空中に杖で文字を書く
すると、―トム・マールヴォロ・リドル―が
並べ替えられ
―私はヴォルデモート卿だ―となる
「…君がスリザリンの継承者？
君がヴォルデモート…」
「その通り。この僕が穢らわしいマグルの
父親の名をいつまでも使うと思うか？
Noだ。自分で新しい名を付けた
僕が最も偉大な魔法使いになった時、
皆が口にする事を恐れるであろう名前を！」
「最も偉大な魔法使いはアルバス・ダンブルドアだ！」
「奴は僕の記憶に過ぎない物によって追放された！」
「いなくなりはしない、彼を心から信じる者がいる限り！」
ﾊﾞｻｯ
「フォークス？」
フォークスが突然現れたのだ
そして、組み分け帽子をハリーに落とす
「ダンブルドアが味方に送って来たのはそんな物か
歌い鳥に、古帽子じゃないか」
そう言い、ハリーから離れるヴォルデモートの記憶
そして、スリザリンの像の前へと手を翳し蛇語を話した
「君は何故彼女を攫ったのか、と聞いたな
彼女は今までのことを誰よりも早く理解し、行動していた
その聡明さに感心したんだ。側近にしてやろうと」
そう言い終えると像の口が開き、何かが出てこようとする
「サラザール・スリザリンの継承者であるヴォルデモート卿と
かの有名なハリー・ポッター、お手合わせ願おうか」
それはバジリスクだった―
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
